高市圧勝で日中対立さらに深まる見込み…「軍事力強化」動力確保

投稿者: | 2026年2月10日

 日本の衆議院選挙で与党の自民党が圧勝したことにより、日中の対立がさらに激化する可能性が高まっている。高市早苗首相は軍事力の増強と安全保障政策の強化を主要公約として掲げてきたうえ、中国は日本の動きを「軍国主義の復活」と規定しているため、両国の緊張はさらに高まる見込みだ。

 8日に行われた日本の衆議院選挙について、中国外務省の林剣報道官は9日の定例ブリーフィングで、選挙は「日本の内政」であると述べて直接的な言及を避けつつも、日本の極右化の流れに懸念を表明した。同氏は「日本は軍国主義の道に再び足を踏み入れてはならない」として、「極右勢力が情勢判断を誤ったり身勝手に行動したりすれば、日本国民の抵抗と国際社会の対応にぶつかるだろう」と述べた。さらに、日中対立を触発した高市首相の台湾に関する発言の撤回を再度求めた。林報道官は「日本の政権党に厳重に警告する」として、「国家の核心利益を守るという中国の決意は揺るがない」と述べた。

 中国の官営メディアと専門家は、日中関係の悪化を予測している。中国官営の新華通信系の牛弾琴は9日のソーシャルメディアへの投稿で、「日本は台湾問題においてより挑発的に出てくるだろうし、日中関係はさらに動揺するだろう」と述べつつ、「さらに邪悪な日本に直面することになるだろう」と主張した。中国社会科学院日本研究所の盧昊研究員は、中国の環球時報に「高市政権が改憲や軍事力強化といった右翼政治の議題を推進することに対する制約は大きく弱まるだろう」と述べつつ、「日本の『再軍事化』の過程は加速しうる」と語った。続けて「日本は地域安保の緊張、陣営対立、軍拡競争、さらには核の危険の拡散の発源地となりうる」と指摘した。

 アジア・グループのシニア・エキスパートを務めるデビッド・ボーリング氏は「中国は高市首相の勝利を歓迎しないだろう」とし、「中国は今や、高市首相が確固たる地位を築いたという現実と、同氏を孤立させる試みが失敗したという事実に直面している」とロイター通信に語った。

 高市政権の動きと中国の対応が連動し、東北アジアの情勢の不確実性もいっそう高まる見込みだ。このような懸念の中、日本政府の内部では強硬路線とともに対中関係の管理の必要性も語られている。高市首相は9日の記者会見で、「中国との戦略的互恵関係の包括的推進、建設的で安定した関係の構築という方針を、首相就任後一貫して維持してきた」との立場を重ねて強調している。

2026/02/09 13:28
https://japan.hani.co.kr/arti/international/cn_tw/55413.html

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