ボルトン氏「金正恩、トランプに会おうという意欲は高くない…北朝鮮の核を米外交の優先順位に置くべき」

投稿者: | 2026年2月12日

ジョン・ボルトン元ホワイトハウス大統領補佐官(国家安全保障担当)が、朝米首脳会談の再開の可能性について「金正恩(キム・ジョンウン)はトランプ大統領と会おうという意欲は高くない」と明らかにした。そのうえで、米国が北朝鮮問題を外交・安保の優先順位に置くべきだと強調した。

ボルトン氏は11日、韓国「Arirang TV」のニュース対談番組『WITHIN THE FRAME』に出演し、北朝鮮の核問題や韓米同盟、国際安保の懸案に対する見解を語った。

 2019年のハノイ朝米首脳会談に深く関与したボルトン氏は、当時の交渉に関連して「北朝鮮はこれまで、経済的利益を先に要求し、非核化の約束は後で履行するという方式で交渉してきた」とし、「金正恩は過去のように米国を欺けると信じて自信満々に会談に臨んだが、期待していた合意が得られず驚いたようだ」と回想した。

今後の朝米首脳会談の可能性については、「金正恩はトランプと会う意欲は高くない」とし、「対話再開に対する北朝鮮の無関心は、弾道ミサイルと核能力の確保が交渉において有利だと判断しているという信号だ」と述べた。

また「トランプ第2期政府の最初の1年間、北朝鮮問題がほとんど言及されなかったという点は驚くべきことだ」とし、「北朝鮮問題は米国外交政策の重要な優先順位にならなければならない」と指摘した。

トランプ政府の関税政策についても批判的な立場を示した。ボルトン氏は「貿易戦争を誘発した関税戦略は米国にとっても有害であり、主要な貿易相手国や国際経済システムにとっても有害だ」とし、「正しい取引の方式ではない」と述べた。

北極およびグリーンランド問題に関連しては、「トランプがグリーンランド事案を非常に誤った方法で処理した」と評価した。続けて「中国とロシアが北極や戦略的要衝地で影響力を拡大している」とし、韓国・日本・北大西洋条約機構(NATO)間の協力による対応の必要性を強調した。

ロシア・ウクライナ戦争については、「ウクライナの安保が根本的に確保されていない状況で、外交的解決の可能性は悲観的だ」と展望した。

韓米同盟の重要性も重ねて強調した。ボルトン氏は「韓国は今や強力な軍事力を備えた先進国であり、主要な経済強国だ」とし、「韓国が東アジアとインド太平洋地域で協力を拡大することは、韓国の国益はもちろん、中国の将来の動きを懸念する他国の利益とも合致する」と述べた。

昨年行われた韓米首脳会談については、「他国の首脳との個人的な関係を重視するトランプ大統領の特性を考慮すると、韓米間の信頼構築はうまく始まったように見える」と評価した。続けて「韓米同盟は北朝鮮、ロシア、中国の潜在的な挑発を抑制し、地域の安定を維持する上で重要な役割を果たす装置だ」と付け加えた。

2026/02/12 14:12
https://japanese.joins.com/JArticle/344778

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)