尹大統領、10回目の会談…「来年、韓日歴史的な転機をつくろう」

投稿者: | 2024年5月27日

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は26日、日本の岸田文雄首相と首脳会談を開き、「韓日関係改善の成果をもとに、韓日国交正常化60周年の来年、韓日関係を一層飛躍させる歴史的な転機がつくられるよう、一致協力して準備しよう」と述べた。

尹大統領は同日、ソウル竜山(ヨンサン)大統領室で第9回韓日中首脳会議に出席するため訪韓した岸田首相との首脳会談で、「われわれ2人の堅固な信頼をもとに、昨年1年間、各界の交流が大きく増進された」と明らかにした。

 尹大統領は「昨年3月、12年ぶりに韓日シャトル外交を再開して以来、1年余りの期間にそれぞれ2回ずつ両国を行き来することになったことを嬉しく思う」とし「特に4年5カ月ぶりに開催される韓日中首脳会談を機にソウルで再びお会いすることができてさらにうれしい」と歓迎した。

尹大統領は岸田首相との合意によって両国政府間の合意体が復元され、両国の人的交流が今年歴代最高水準を記録すると予想される点に言及し、「このように韓日関係改善の成果が着実に積み重なっていることを非常にうれしく思う」と述べた。

これに、岸田首相は「1年前、日本の総理大臣として12年ぶりに韓国を訪問し、その後尹大統領を日本の広島に迎えた。今回、新緑のソウルを再び訪問することができてとてもうれしい」として「私が数えてみたが、今日が10回目の対面会談」と答えた。

岸田首相は「(対面会談)以外にも対話、電話会談など緊密に疎通していて非常にうれしい」とし「このような首脳間の信頼を土台に今後もシャトル外交を続けていこう」と明らかにした。

また「来年には日韓国交正常化60周年を迎え、両国関係をさらに飛躍させるために尹大統領と私がそれぞれ政府に指示し準備を推進することを願う」として「国際社会が歴史的転換点にある中で、自由で開かれたインド・太平洋を維持・強化し、グローバルな課題に効果的に対処するためにも両国連携を一層緊密にすることを願う」と強調した。

尹大統領就任後、韓日首脳会談は同日が10回目だ。尹大統領が昨年3月に日本を訪問し、韓日シャトル外交を復元して以来、昨年だけで7回の首脳会談を行った。両国は昨年11月16日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、米サンフランシスコで対座して以来、約6カ月ぶりに再会した。

岸田首相の韓国訪問は、昨年5月にソウルで開かれた韓日首脳会談以来1年ぶりのことだ。

同日、尹大統領は岸田首相との二国間会談に先立ち、中国の李強首相とも会談した。3カ国首脳は同日夜、歓迎晩餐に参加する。第9回韓日中首脳会議は27日午前、大統領室で開催される。

2024/05/27 07:28
https://japanese.joins.com/JArticle/319107

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