最大下落幅の翌日、最大の上昇を見せたKOSPI…一気に5583回復

投稿者: | 2026年3月6日

5日、韓国総合株価指数(KOSPI)は約10%急騰し、前日の12%の急落からV字回復に転じた。指数は5500ポイント回復し、グローバル金融危機時の2008年10月(11.95%)以来、過去2番目の上昇率となった。KOSDAQ指数も過去最高の上昇率14.1%で1000ポイント回復した。3日の夜間取引で1500ウォンを超えていたウォン・ドル為替レートも1460ウォン台に下がり、落ち着きを見せている。

一日で株式市場の雰囲気は急変した。前日、サーキットブレーカーにより取引が20分間中断されたKOSPIとKOSDAQ市場では、この日買いサイドカー(プログラム買い注文の一時停止)が稼働した。KOSPIは取引中に5700ポイントまで急騰し、終値は490.36ポイント(9.63%)上昇の5583.90で取引を終えた。上昇幅としては過去最大だ。

 この日、海外投資家(1568億ウォン)と機関(1兆7187億ウォン)が純売りに出たが、個人は1兆7964億ウォンの純買いを行い、指数を押し上げた。サムスン電子(11.27%)、SKハイニックス(10.84%)、現代(ヒョンデ)自動車(9.38%)など時価総額上位銘柄も一斉に急騰した。KOSPIの上昇率は、台湾の加権指数(2.57%)、日本の日経225(1.9%)、中国の上海総合指数(0.64%)など、アジアの株式市場の中で最も高かった。KOSDAQ指数も前日比14.1%(137.97ポイント)急騰し、1116.41で取引を終えた。

中東の戦争が予想より早く終わる可能性があるという期待が市場の反騰のきっかけとなった。イランの情報当局が第三国を通じて米中央情報局(CIA)に紛争終結のための交渉を提案したという報道が火種となった。暴落後の反騰の局面で自分だけがチャンスを逃しかねないという「FOMO」心理も買い意欲を刺激した。

◆ローラーコースターのようなKOSPI…「韓国株式市場は、心臓が弱い人には向かない」

さらに、ホルムズ海峡でのタンカー護衛に言及したトランプ大統領の発言が、原油価格の安定への期待を高めた。4日(現地時間)、ブレント原油は1バレルあたり81.4ドルで、前日と変わらず、また西テキサス中間原油(WTI)は前日比0.1ドル(0.13%)上昇に留まった。この日、NASDAQ(1.29%)などニューヨークの3大株価指数が上昇したことも投資心理の改善にプラスに作用した。

新韓銀行エコノミストのペク・ソッキョン氏は「昨年のイラン空爆など地政学的リスクが発生した際にすぐに出口(停戦)を確認したという点が市場に学習された側面がある」とし、「海外ヘッジファンドを中心に戦争が早期に終わる可能性に賭ける動きが目立つ」と説明した。

問題は、韓国の株式市場がエレベーターのように垂直に落下した後、すぐに急騰し、変動性が大きくなったという点だ。韓国の高い中東エネルギー依存度や株式市場における半導体銘柄への極端な偏りなどが原因として挙げられる。 株式の売買取引量が急増する中、一部の証券会社のモバイル・トレーディング・システム(MTS)でエラーが相次いだ。韓国投資証券の一部口座で残高が実際の金額と異なった表示になり、未来アセット証券では上場投資信託(ETF)の急落の知らせが遅れた。

ビアンコ・リサーチを率いるウォール街のベテラン投資家ジム・ビアンコ代表は4日(現地時間)、X(旧ツイッター)で「韓国市場は心臓が弱い人のための市場ではない」と述べ、「韓国株式市場は個人投資家の比率が高い市場で、上昇するときは倍に跳ね上がり、調整も単なる下落ではなく急落の形で現れる」と語った。

ただし、過去2日間(3~4日)の暴落がファンダメンタルズ(基礎体力)に比べて過度だったとの評価も多い。キウム証券のハン・ジヨン研究員は「ロシアとウクライナの問題に際して、KOSPIが底値を確認するのに7カ月かかり、累積下落率は20%だった」とし、「今回2取引日で18%の下落を記録したことは、戦争のリスクを一度に概ね反映したもの」と指摘した。

専門家らは短期的な変動性に警戒感を持つよう求めた。現代経済研究所のチュ・ウォン研究本部長は「米国とイランの情勢次第で、韓国株式市場の変動が大きくなると見ている」と述べた。

韓国為替市場で、対ドル為替レートはこの日、8.1ウォン下落(ウォンは上昇)し、1ドル=1468.1ウォンで取引を終えた。ムン・ダウン韓国投資証券研究員は「対立が緩和されれば為替レートは1400ウォン台中盤まで緩やかに下がる可能性がある」としつつも、「国際原油価格(WTI)が1バレル当たり90〜100ドルまで上昇すれば、為替レートは1550ウォンまで上がる可能性がある」と予測した。

2026/03/06 09:00
https://japanese.joins.com/JArticle/345736

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