ソウル韓屋村の怪しい博物館…KOREA看板掲げ中国遺物を展示

投稿者: | 2026年4月22日

ソウル恩平区(ウンピョング)の恩平韓屋村内で開館予定の「大韓博物館(Korea Museum)」が、名称とは異なり、実際には中国の歴史に関する物品の展示を準備していることが分かり、物議を醸している。

20日と21日に訪れた「大韓博物館」の敷地では、地上4階建ての展示館と1階カフェの仕上げ工事が進められていた。建物外壁に貼られたステッカー形式の案内板には、「大韓博物館」の名称の下に、夏・商・周、春秋戦国時代、秦・漢・唐・宋・明・清など中国歴代王朝の歴史が順に並べられ、その下には兵馬俑・唐三彩・書画などの展示品目録が記されていた。韓国の歴史に関する内容は、最下段に書かれた「韓国、日本および世界各地の芸術品も一部展示」という説明だけだった。また、展示館内部には秦始皇帝陵で発見された兵馬俑と似た形の展示物も置かれていた。

 この内容は、フェイスブック・X(旧ツイッター)などソーシャルメディア(SNS)でもたびたび議論を呼んだ。「一種の東北工程ではないか」「名前は大韓博物館なのに、なぜ中国王朝を?」といった反応が相次いだ。恩平韓屋村を訪れた市民たちも「正体が気になる」との口コミをインターネット上に投稿している。

所轄自治体である恩平区庁は当初、博物館の運営主体を韓国国籍の個人と把握していた。中央日報の取材を総合すると、大韓博物館を設立したのは「大韓博物館株式会社」という法人だ。登記上の代表理事は韓国人Aとなっている。昨年12月、中国系とみられる名前を持つ米国籍のBが社内理事に就任し、建物の契約もBが直接行ったという。法人の設立目的は「芸術品および骨董品の展示、卸売・小売および販売代行業」と記載されている。

現場で会った大韓博物館関係者のCも、自身を中国国籍だと紹介した。博物館を設立した法人の運営者とは知人関係だと説明したCは、設立主体が「韓国国籍を持つ法曹界従事者」だと明らかにした。Cは博物館設立の目的について、「事業分野自体は骨董品販売および小売業だと聞いている」とし、「(運営主体側は)さまざまな国が参加する機関で、今後オークションも行うと聞いている。中国史を中心に扱うが、韓国・日本などの歴史も扱う」と説明した。また、名称を「大韓」と定めた理由については、「ただ『大韓』という名前が格好いいと思って決めただけ」とし、「オンライン上で物議を醸していることは認識しているが、開館を前に、運営会社側が改めて公式に説明する予定だ」と答えた。

ただ、区庁側は建築法違反の恐れがあるとして行政措置を検討していると明らかにした。該当博物館の所在地は「第2種近隣生活施設」に指定された区域で、建築法上「文化および集会施設」に分類される博物館の設置は認められていないためだ。区庁関係者は「適法に運営される施設かどうかは、開館(5月予定)後に改めて確認する予定であり、許可された施設用途と異なる形で使用されていることが確認された場合、適切な措置を講じることができる」と話した。

2026/04/22 14:02
https://japanese.joins.com/JArticle/348035

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