「越えられない壁」になった日本スポーツ…韓国バスケットは2軍に敗れ、野球は11連敗(1)

投稿者: | 2026年3月17日

飯島早紀。日本バスケットボール女子リーグで10年以上も守備を担ってきたシックスマンだ。引退の手続きを踏んでいたが、昨年韓国に渡り、下位チームのBNKとハナ銀行を最上位圏に引き上げた。今季はオールスター人気投票で1位になった。ファンは彼女の名前「サキ」の発音から「サギキャ」と呼ぶ。ゲームの中の詐欺(公平でないほど高い能力値)キャラクターのように圧倒的ということだ。

この場面は現在の韓日スポーツの現実をそのまま表している。

 韓国野球は日本に11連敗中だ。1990年代以前まで日本を圧倒していたサッカーは2020年以降3連敗している。1月のU-23(23歳以下)アジアカップで韓国は主力メンバーを出した半面、日本は2年後のLAオリンピック(五輪)を見据えてU-21中心にチームを構成したが、0-1で完敗した。三一節(独立運動記念日)には男子バスケット代表が日本の2軍に敗れた。韓国の誇りだった女子ゴルフまでがこの2年間のメジャー大会優勝数で1対4と日本に劣勢だ。

球技種目の全般で、一挙に逆転された。

スポーツは近代以降、韓国が日本に初めて勝った分野だった。経済力では日本にかなわなかった時代、「日本に勝てる」という夢を与えた。ソウル大のキム・ジョンヒョ研究教授は「現在1人あたりのGDPで韓国が日本を上回ったのは、スポーツが与えた希望のためかもしれない。しかしK半導体、K-POP、Kドラマ、Kビューティーが世界に広がる現在、スポーツが真っ先に頂点から下りている」と話した。

土壌が消えている。韓国エリートスポーツの底辺が崩れている。

11日午前5時20分、ソウル木洞(モクドン)アイスリンクにクァク・ダヘ(11)さんのスケートの音が聞こえる。小学生は4、5人だけだ。数十年間にわたり韓国スケートスターを輩出してきた「金メダル工場」木洞リンクの機械が停止している。あるコーチは「10~15年前にはキム・ギルリやイム・ジョンオンなど優秀な選手たちが競い合いながら育ったが、今は選手があまりにも少ない」と話した。

ショートトラックのチェ・ミンジョンが生まれた1998年の出生児は64万人だった。キム・ギルリが生まれた2004年は47万人で、2025年は25万人だ。学校運動部のショートトラック選手は2022年の117人から今年は23人に急減した。ショートトラックは記録でなく順位競争だが、選手が1人で大会のトラックを滑る光景までが生じている。

人口1800万人のオランダ、540万人のノルウェーがサッカーとオリンピック(五輪)でトップ級の選手を輩出しているのはスポーツを楽しむ人口の比率が高いからだ。半面、韓国の学校体育は空洞化した。苦情や事故の負担から体育の授業は後まわしにされ、学校の運動部も消えている。コーチは体罰と誤解されるのを恐れて積極的な指導をためらい、選手は自律練習に適応できずアノミー状態に陥る。

2026/03/17 09:54
https://japanese.joins.com/JArticle/346257

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