韓国のタイヤ大手3社の総売り上げが昨年18兆ウォンを突破して過去最大級の業績を記録した中で、タイヤ業界は高単価・高マージン製品のラインナップを強化し成長を継続すると構想だ。
錦湖(クムホ)タイヤは17日、スポーツ用多目的車(SUV)専用タイヤ「クルーゲンGTプロ」の発売行事を行った。同社の鄭日沢(チョン・イルテク)代表は、「消費者が好む車種がセダンからSUVに変わる流れに合わせ、ファミリーSUVドライバーが最重要視する乗り心地と経済性を調和させた。エンジン車だけでなく電気自動車の高いトルクと高荷重に耐える耐久性を備えたオールインワン製品として開発された」と紹介した。
最近韓国のタイヤ業界は電気自動車用やSUV用など比較的高価な商品を拡大しながら成長を続けてきた。
問題はこれからだ。インベスティング・ドットコムによると、重要原材料である天然ゴム(TSR20)の先物価格は16日に196ドルで、この6カ月間に14.9%上昇した。ここに米国・イスラエルとイランの軍事衝突発生後に他の原材料価格と海上運賃も大きく上がった。為替相場も悩みだ。韓国のタイヤ業界は海外売り上げの割合が80%以上の代表的な輸出産業で、ウォンが下がれば価格競争力は高まるが、原材料・運賃負担もともに大きくなるためだ。
世界市場の状況も簡単でない。フランスのミシュラン、日本のブリヂストン、ドイツのコンチネンタル、米国のグッドイヤーの4社が世界市場でシェアの半分ほどを占めており、中国のタイヤメーカーの追撃も激しい。中国製タイヤはBYD、ジーカー、シャオペンなど中国製電気自動車の基本タイヤとして装着され世界市場に広がっている。
錦湖タイヤのキム・ホジュン商品開発部門常務は「海外では電気自動車とエンジン車のタイヤを同一製品で使う需要が多く、今後もオールインワンタイヤの発売が増えるだろう」と話した。
2026/03/18 12:01
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