ベネズエラ、「マドゥロ・マッチ」で笑った…米国破り初優勝

投稿者: | 2026年3月18日

ベネズエラがワールドベースボールクラシック(WBC)の頂点に立った。野球宗主国の米国はまたもプライドが傷ついた。

ベネズエラ代表は18日(日本時間)、米フロリダ州マイアミのローンデポパークで行われた2026WBCの決勝で米国代表に3-2で勝利した。ベネズエラは6回目の出場で初優勝を果たした。

 ベネズエラはメジャーリーグ通算94勝の先発エドゥアルド・ロドリゲス(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が米国の強力打線を相手に4イニング1/3を1安打1四球の無失点、4奪三振と好投した。先制点も挙げた。3回表、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)の安打、ロナルド・アクーニャ・ジュニア(アトランタ・ブレーブス)の四球、米国先発ノーラン・マクリーン(ニューヨーク・メッツ)の暴投の後、マイケル・ガルシア(カンザスシティ)が犠牲フライを打った。5回にはウィルヤー・アブレイユ(ボストン・レッドソックス)がソロ本塁打を放って2-0とリードを広げた。

米国は8回裏に同点に追いついた。二死からボビー・ウィット・ジュニア (カンザスシティ)が四球で出塁した後、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)が同点2ランを打った。2割台序盤の打率だったハーパーの大会初本塁打が劇的な瞬間に生まれた。しかし9回表、ベネズエラがまた得点した。ルイス・アラエス(サンディエゴ ・パドレス)が四球で出塁して二盗を決め、エウヘニオ・スアレス(シンシナティ・レッズ)が左中間に二塁打を放った。9回にはダニエル・パレンシア(シカゴ・カブス)が登板して1点差のリードを守った。

両国は政治的に微妙な関係にある。1月に米国が軍事作戦を敢行し、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束した。マドゥロ氏は麻薬テロ共謀など4件の容疑で起訴された。トランプ米大統領はベネズエラが決勝に進出すると、SNSで「最近ベネズエラに良いことが起きている。(米国の)51番目の州に昇格すればどうか」とからかった。決勝が終わった直後にも「ステートフッド(statehood)!大統領ドナルドJ.トランプ」というメッセージを残した。

ベネズエラは南米だが、サッカーよりも野球の人気が高い。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ランキングは5位だ。昨年のメジャーリーグ登録選手は計93人で、ドミニカ共和国に続いて3番目に多い。米国の主要スポーツベッティングサイトは米国、日本、ドミニカ共和国と共にベネズエラを今大会の4強に分類した。優勝候補3チームと順に会ったベネズエラは1次ラウンドでドミニカに敗れたが、日本と米国に勝利して優勝トロフィーを握った。

米国もサイ・ヤング賞受賞投手のポール・スキンス(ピッツバーグ・バイレーツ)とタリック・スクーバル(デトロイト・タイガース)が出場し、ハーパーとアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)など精鋭メンバーを構成したが、2大会連続で準優勝に終わった。米国の選手は先月、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)でカナダに勝利して金メダルを獲得したアイスホッケー代表チームのユニホームを着たりしたが、同じ結果は出せなかった。

メジャーリーグ事務局は2006年にWBC初代大会を開催し、公正性よりも興行に焦点を合わせた。2009年には日本と韓国が5回も対戦した。何よりも対戦表を作成する際、米国と日本が敗退しにくい大会方式を維持してきた。相対的に勝利するのが容易なチームとホームで対戦させた。2023年と2026年にはトーナメント例外規定が適用され、日本と米国が決勝でぶつかるよう対戦表を変更した。2023年大会では実際に日本と米国が決勝で対戦し、米国が敗れた。今大会では日本が準々決勝でベネズエラに負けて日米対決が実現せず、米国までもベネズエラに敗れた。

2026/03/18 14:39
https://japanese.joins.com/JArticle/346346

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