トランプ氏「真珠湾の時なぜ知らせなかった」…高市氏、瞬間的に目を見開く

投稿者: | 2026年3月20日

19日(現地時間)、米国ワシントンD.C.のホワイトハウスで開かれた米日首脳会談は、和気あいあいとした雰囲気の中で対話が始まった。この日、ホワイトハウスに到着した青色のスーツ姿の高市早苗首相は、車から降りるやいなや、待ち構えて握手のために右手を差し出したドナルド・トランプ米国大統領の懐に飛び込むように抱きつき、親密さを表した。
 トランプ大統領は冒頭発言で、先月、執権与党の記録的な大勝で終わった日本衆議院選挙を前に、自身が高市首相を公開支持した点に触れ、「私は彼女(高市氏)が非常に素晴らしいと思っているので、彼女を支持できて非常に誇らしく光栄だった」と述べた。高市首相について「非常に人気があり、力強い女性だ。我々は非常に良い関係を築いている」とも付け加えた。

◇高市氏、「ドナルド」と呼び親密さを誇示

高市首相はそんなトランプ大統領を「ドナルド」と呼び、「あなた、ドナルドだけが全世界に平和をもたらすことができると固く信じている」と持ち上げた。高市首相は冒頭発言を英語で始めたが、まもなく手を挙げて通訳を使うと了承を求め、トランプ大統領は「もちろんだ」とした後、日本側の通訳担当者を指して「素晴らしい通訳者がいる。(安倍)晋三(シンゾウ)の時からの知り合いだ」と再会を喜んだ。

この日の会談は、トランプ大統領がホルムズ海峡での軍事作戦を巡り同盟国への圧力を再び強める中で開かれ、内外の注目が集まった。会談でトランプ大統領が日本にどの程度の水準で派兵を要求し、高市首相がどう対応するかが最大の関心事だった。

◇トランプ氏「日本はNATOとは違う」

トランプ大統領は冒頭発言に続く現場取材陣との対話で、「日本の対イラン戦争支援の水準に満足しているか」という記者の問いに、「昨日、一昨日、我々に伝えられた声明に基づけば、日本は本当に積極的に動いていると信じている」とし、「NATO(北大西洋条約機構)とは違う」と述べた。ホルムズ海峡の軍事作戦への参加要請に対し、英国・フランス・ドイツなどNATO主要国が拒否の意思を明らかにしたことについて改めて失望感を示すと同時に、日本に対してはより積極的な寄与を迫るメッセージと解釈された。

続く対話で、トランプ大統領が日本の「真珠湾攻撃」に言及し、含みのある冗談を投じる場面もあった。米日両国の厚い関係を最大限強調した後に現れた、危ういシーンだった。

トランプ大統領は会談の終盤に「日本のようなアジアや欧州の同盟国になぜイラン攻撃を事前に伝えなかったのか」というある日本記者の質問を受け、「我々はあまりに多くのシグナルを送りたくはなかった。我々は奇襲を望んだため、誰にも知らせなかった」と答えた。

◇「日本は奇襲の効果を最もよく知っているはず」…骨のあるジョーク

続いて「奇襲について、誰が日本より詳しく知っているというのか。なぜ私に真珠湾(攻撃)について事前に言ってくれなかったのか」と問い返した。1941年に米国に知らせず真珠湾攻撃を敢行した日本が、奇襲の効果についてはより詳しく知っているはずだという冗談だった。瞬間、現場にいたホワイトハウス関係者や一部の記者の間で爆笑が起こった。高市首相は目を見開き、当惑したような表情がカメラに捉えられた。

真珠湾攻撃は、日本が1941年12月7日に米国ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、米国人2400人が命を落とした事件だ。米国と日本の間の太平洋戦争の始発点であり、米国が第2次世界大戦への参戦を決定する契機となった日本の真珠湾攻撃を、米日首脳会談に臨んだ高市首相の目の前で言及したのだ。これについてニューヨーク・タイムズ(NYT)は「数十年間、米国の歴代大統領は日本の真珠湾攻撃について過酷な言及を避けながら、第2次大戦後の揺るぎない同盟である日本との関係強化に注力してきた」とし、「トランプ大統領は違った」と報じた。

2026/03/20 07:44
https://japanese.joins.com/JArticle/346433

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