「日本の法律の範囲内でできることとできないことがあり、詳細にきっちりと説明した」
ホルムズ海峡への自衛隊派遣という難題を抱えながら、米日首脳会談に臨んだ高市早苗首相が会談を終えた。高市首相は19日(現地時間)、ワシントンDCのホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領との約1時間半にわたる首脳会談を終えた後、記者団に説明した。高市首相はトランプ大統領から直接自衛隊派遣を要請されたかどうかについては明らかにしなかった。トランプ大統領が最近、韓国や日本など主要国にホルムズ海峡への艦船派遣を要請していたことから、今回の首脳会談での派遣要請と対応に関心が集まっている。
高市首相は「事態の早期沈静化の必要性をはじめとする我が国(日本)の考え方をしっかり伝えた」とし、「中東地域の平和と安定を実現するために、日米間で緊密に意思疎通を続けていくということを確認した」と述べた。朝日新聞によると、尾崎正直官房副長官が今回の首脳会談でトランプ大統領から「ホルムズ海峡の航行安全に関して日本をはじめとする各国への貢献要請があった」と伝えた。高市首相はこのトランプ大統領の要請に対し、「法律の範囲内で今後可能なことを確実に進めていく」という趣旨の返答をしたという。
今回の米日首脳会談は和やかな雰囲気の中で始まった。ブルーのスーツを着た高市首相がホワイトハウスに到着すると、トランプ大統領は両手を広げて抱擁しながら歓迎した。ホワイトハウスは高市首相とトランプ大統領の会談をX(旧ツイッター)に投稿した。
会談に先立ち、高市首相はトランプを称賛した。高市首相は中東情勢に言及し、「世界に平和と繁栄をもたらすことができるのはドナルドだけだ」と称賛した。トランプ大統領も「称賛」で応じた。高市首相が昨年2月に行われた衆議院選挙で圧勝したことに触れ、「日本の歴史の中で最大の成功を収めた」と述べ、高市首相の人気の高さを指摘し、「偉大な女性」と称賛した。事実上封鎖されたホルムズ海峡に関して、トランプ大統領は「日本は十分に努力していると思う。NATO(北大西洋条約機構)とは違う」とも述べた。
会談後、高市首相は記者団に対し「日本とアジアでの原油調達を念頭に置き、米国産エネルギーの生産拡大に日米でともに取り組んでいくことを確認した」と述べた。米産原油備蓄の共同事業を提案したという話とともに、レアアースなどの資源開発協力や小型モジュール炉(SMR)に関する関税交渉の一環として行われる対米投資の発表を紹介した。高市首相は「国際情勢が激動し不確実性が増す中で、日本が国益を最大化するためには強固な日米同盟が不可欠」とし、ミサイルの共同開発と生産を含む安全保障協力を推進することにした事実も明らかにした。北朝鮮と中国に関する議論も行われたと説明した。高市首相は北朝鮮による拉致問題に関して「金正恩氏と直接会う気持ちが非常に強いことを伝えた」と言及した。
2026/03/20 10:44
https://japanese.joins.com/JArticle/346463