英シンクタンク「戦争反対と国益は別…韓国、ホルムズ海峡を再び開くべき」(2)

投稿者: | 2026年3月24日

–ロシア・ウクライナ戦争が4年以上続いている。

ロシアは依然として「ウクライナの完全従属」という最大主義目標を追求している。半面、ウクライナは国家の生存がかかっているため、可能なあらゆる手段を動員して抵抗している。現在、両国ともに物質的に戦争を持続する能力がある。戦争は膠着状態に入ったように見える。実際は不均衡で不安定な均衡状態だ。むしろ戦闘が拡大する可能性がある。昨年冬、ロシアはウクライナのエネルギー施設とインフラを強く攻撃した。ウクライナもロシア本土の奥深いところを打撃し、経済活動と軍需生産を妨害しようとした。ウクライナの最も大きな問題は兵力不足だ。ロシアは莫大な損失にもかかわらず兵力補充に困難がなかった。しかし最近は状況が変わった。ロシアも兵力問題に直面している。今は選択の瞬間だ。ロシア内部で人気はないが大規模な動員をするのか、それとも現在のように可能な資源を集めて少しずつ兵力を投入するのか。

 –北朝鮮とロシアはウクライナ戦争が終わっても協力するだろうか。

北朝鮮とロシアの関係は戦後も続く可能性が高い。このため核拡散や軍事技術移転問題が生じるだろう。北朝鮮がロシアに見せた「献身」はいかなる形態であれ補償されるはずだ。

–トランプ大統領はホルムズ海峡をめぐり「失望した」としてNATO(北大西洋条約機構)脱退に言及した。欧州は米国なしに自らを守れるのか。

NATOの欧州加盟国は冷戦後、長期間にわたり脅威を感じなかった。25~30年間は多くの国防投資をしなかった。韓国とは対照的だ。このため欧州は戦力の空白と防衛産業の力不足を抱えている。現在、欧州は人工衛星、ISR(情報・監視・偵察)、各種支援戦力のような分野で米国に依存している。統合防空・ミサイル防衛力も不足する。こうした格差を埋めるには時間が必要だ。IISSはロシアが2030年ごろ望む戦力を保有すると予想した。ロシア指導部はその軍事力を欧州を相手に使用する意志がある。欧州は弱点を減らし、防御能力を強化し、米国への依存度を低める時間的な窓(window)が短い。とはいえ、欧州が自らを全く防御できないということではない。能力の不足と無力を混乱してはいけない。

–NATOは韓国といかなる協力が可能か。

防衛産業だ。韓国は適正価格と優秀な品質で迅速に生産できる防衛産業基盤を備えている。現在、NATOは急いで再武装する必要がある。独自で解決しようとするが、一部は短期間では難しい。それで韓国のような協力国を探している。革新と研究・開発(R&D)から生産・獲得にいたるまで全段階での防衛産業協力は非常に有望な分野だ。

–IISSは昨年ようやく韓国研究プログラムを開設した。

あまりにも遅くなった。IISS韓国研究プログラムは韓国の外交・安保地平が広くなったという信号だ。これまで韓国でこうしたプログラムは主に米国に集中していた。もう韓国・欧州関係も新しく注目されている。

戦略国際問題研究所(IISS)=1958年に創設。IISSをモデルに1962年に創設された米国の戦略国際問題研究所(CSIS)とともに世界的な国際問題研究所に挙げられる。各国の軍事力を扱った『ミリタリーバランス』を毎年発行し、韓国・米国・中国・日本など約40カ国の国防相をシンガポールに呼んで国防政策と安保懸案を議論する「シャングリラ会合」を開催する。「ダブルアイ(II)ダブルエス(SS)」と呼ばれる。

2026/03/24 09:33
https://japanese.joins.com/JArticle/346600

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