北朝鮮がベラルーシと友好協力条約を結んだ。北朝鮮がロシアとの包括的戦略パートナー条約に続きベラルーシとも条約を通じて関係を事実上格上げし、3カ国間の連帯が強固になるだろうという見方が出ている。
ベラルーシ国営ベルタ通信は26日、平壌(ピョンヤン)発の記事を通じ北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とベラルーシのルカシェンコ大統領が会談し、政治・経済全般の協力拡大案を話し合い、友好協力条約を締結したと報道した。ルカシェンコ大統領は25日から26日にかけ訪朝中だ。
通信によるとルカシェンコ大統領は会談で「ソ連時代から続く両国の友好関係は断絶したことがなく、いまや根本的に新しい段階に入った」と評価した。その上で今回の条約を「両国関係発展の根本的文書」と規定し、協力の制度的枠組みを用意したと強調した。金委員長も「両国関係をさらに拡大・発展させられる十分な環境が用意された」としながら両国間の協力強化を示唆したと通信は伝えた。
労働新聞はこの日、金委員長の招きにより北朝鮮を訪問したルカシェンコ大統領を歓迎する儀式が前日に平壌の金日成(キム・イルソン)広場で行われたと伝えた。行事でルカシェンコ大統領は北朝鮮軍名誉衛兵隊長から出迎えの報告を受け、金委員長の案内により北朝鮮軍名誉衛兵隊を査閲したと新聞は伝えた。
続けて金委員長とルカシェンコ大統領は1945年に北朝鮮地域から日本軍を追い出し戦死したソ連軍を追悼する象徴物である解放塔を訪れ黙祷した。ルカシェンコ大統領は歓迎式に先立ち順安(スナン)空港で出迎えた金徳訓(キム・ドクフン)第1副首相とともに金日成主席と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が安置された錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れ。ルカシェンコ大統領はこの席で自分の名義の花篭とロシアのプーチン統領から寄せられた花束を備えた。
これは北朝鮮とベラルーシがロシアとのつながりで密着していることを示す象徴的な場面という評価が出ている。ルカシェンコ大統領の今回の訪朝が反米連帯である北朝鮮、ベラルーシ、ロシアの三角共助の強化につながるだろうという見方が出ている理由でもある。
実際にロシアはウクライナ戦争勃発後、2023年にベラルーシ領内に戦術核配備を完了するなど両国は全方向的に同盟関係を発展させている。ルカシェンコ大統領の今回の訪朝にはシュレイコ副首相をはじめ、外相、保健相、教育相、工業相らが同行しただけに北朝鮮とも全般的な協力強化案を議論したとみられている。
反米でまとまる3カ国の共助強化はイラン情勢にも影響を与える可能性があると分析される。
慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は「基本的にウクライナ戦争に対する確かな支持を基盤に全方向協力を模索するものとみられる。これとともに米国と戦争をしている朝ロの同盟国であるイランへの支援に対する議論がなされる可能性もある」と指摘した。
2026/03/26 17:11
https://japanese.joins.com/JArticle/346781