中国江蘇省無錫市の「日本風情街」から日本式の施設が撤去されていることが分かった。
香港明報は29日、現地の状況を伝え、この街の日本式の看板や装飾物の多くがすでに除去され、一部の店舗は「社会主義核心価値観」が書かれたシートで外観を隠して改装が進行中だと報じた。関係者によると、日本風の要素はほとんど消えた状態という。
こうした変化は最近悪化した中日関係と無関係でないとの見方が出ている。匿名を求めた現地関係者は「両国間の緊張が高まり、政府と日本側の交流・協力が大幅に減った」と伝えた。
無錫市は日本企業の進出が活発だった地域で、その間、両国交流の拠点の役割をしてきた。しかし最近は交流の縮小が目立っている。実際、25日に開催された桜の植樹行事には日本側の関係者が招待されなかった。1988年に始まったこの行事で日本側の関係者が出席しなかったのは新型コロナが流行した時期を除いて初めて。
両国関係は昨年11月の日本側の「台湾有事における介入」関連発言以降、急激に冷え込んだと評価される。その後、中国は日本旅行・留学自制を勧告し、水産物の輸入中断と軍民両用品の輸出統制を強化した。最近は三菱造船など日本企業・機関20カ所を輸出統制リストに含めるなど対応の程度を高めている。
2026/03/30 10:26
https://japanese.joins.com/JArticle/346883