米通商代表部(USTR)のグリア代表は7日、韓国の対米投資履行状況と関連し「韓国が必要な措置を取るのに若干の遅延があったが現在は解決され乗り越えた」と明らかにした。
グリア代表はこの日、米シンクタンクのハドソン研究所の対談行事で、韓国との貿易・投資懸案と関連し「いくつか具体的な貿易問題も終えようとしている」としながらこのように話した。これは韓国国会が先月12日に「韓米戦略的投資管理に向けた特別法(対米投資特別法)」を通過させ対米投資事業が本格化できるようになった状況についてした話とみられる。トランプ米大統領は1月26日に韓国国会の韓米貿易協定履行に向けた立法遅延を理由に韓国に対する相互関税と自動車関税を15%から25%に引き上げると警告していた。
グリア代表の発言は「日本と韓国が約束した大規模対米投資の履行スピードと進展状況に満足しているか」という質問に答える過程で出た。グリア代表は「トランプ大統領はすべてがきのう終わったら良いと考える。大統領が『すべてが良い。日程にぴったり合う』と言う状況は事実上ない」と答えた。トランプ大統領の立場では対米投資が最大限速やかに執行されるよう望むが常に期待通りにことが進むのではないという意味と分析される。
◇「韓日対米投資、ジェネリックと半導体議論に集中」
グリア代表は続けて、韓国と日本が米商務省と対米投資分野などを協議しているとしながら「場合によっては後発医薬品(ジェネリック)、場合によっては半導体のような核心分野に焦点が合わされている」と話した。米国が安定的供給網確保を重要視する戦略分野に対米投資議論が集中しているという説明だ。グリア代表は「台湾も同様の投資を約束した。このような投資が実際に進められるだけにわれわれはこれを核心的で戦略的に重要な産業分野に集中させようとしている」と付け加えた。
対米投資特別法通過後に韓国政府は対米投資履行委員会を設置して予備検討と協議を進めることにしたが、半導体、医薬品、重要鉱物、エネルギー、人工知能(AI)、量子コンピューティングなどが対米投資に向けた戦略的産業分野だ。
◇「米中貿易は安定的…レアアースの保障望む」
グリア代表は5月に予定されたトランプ大統領の中国訪問と米中首脳会談の準備状況と関連しては「現在米国と中国の経済・貿易関係は安定的と評価している。われわれが望まないのは大々的な対立やそれと類似した状況」と話した。続けて「われわれは国家安全保障、経済安全保障を守らなければならないため中国製品に相当な関税を維持し続けるなど中国と安定した関係を構築してきた。これは中国と再び戦いたいという意図ではなく、米国の莫大な貿易赤字という構造的な問題」と話した。
2026/04/08 07:40
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