◇NATO米軍再配置説に「米国との関係強化すべき」
トランプ大統領は、ホルムズ海峡の安全保障作戦への参加要求に消極的だったという理由を挙げ、最近、繰り返しNATOに対し強い失望感を表明してきた。イラン戦争に非協力的だったと見なすNATO加盟国の駐留米軍を、協力的だった加盟国へ移す案を報復措置として検討しているという報道が、前日にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)から出たりもした。欧州全域に駐留する米軍は約8万人規模だが、国内総生産(GDP)比の国防費を5%(純粋な国防費3.5%+安保関連インフラ1.5%)水準の増額を要求するトランプ政権に公然と反旗を翻したスペイン、あるいはドイツ内の米軍基地の再編が検討されているという。
トランプ大統領は前日、ルッテ事務総長との非公開会談で、NATOへの不満を繰り返し強く表明したという。トランプ大統領は会談直後、ソーシャルメディアへの投稿を通じて「我々が必要とした時、NATOはいなかったし、これからもいないだろう」とし、9日にも「非常に失望させられるNATOを含め、誰も圧力が加えられなければ何も理解できない!」とした。ルッテ事務総長との会談で、ホルムズ海峡に関連してNATOの貢献を強く迫ったことを示唆する言葉と受け取れる。
ルッテ事務総長は、NATOと韓国を含むインド太平洋の主要国間の協力の重要性を強調した。ルッテ事務総長はロシア・ウクライナ戦争でロシア、中国、北朝鮮、イランが協力しているとし「したがって、これは世界的な問題だ」と述べた。続けて「NATOが太平洋地域まで拡張することを主張するわけではないが、我々が日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドと緊密に連携しているという事実がその証拠だ」とした。
◇「『トランプパパ』発言…一生背負って生きることに」
ルッテ事務総長はこの日、デイリー・メールの記者から「トランプ大統領を今でも『パパ』だと思っているか」という質問を受け、「この話は私につきまとっているようで説明が必要だ。これから残りの人生、これを背負って生きていかなければならない」と答え、客席から爆笑が起きた。
ルッテ事務総長は「昨年6月のNATO首脳会談前にトランプ大統領と会談したが、彼はイランとイスラエルの問題で非常に怒っていた。そこで私が『時にはパパも怒らなければならない時がある』と言った」と述べた。自分がトランプ大統領を「パパ」と呼んだわけではなく、イランとイスラエルの間で仲裁役を果たさなければならないトランプ大統領を「父親の訓育」に例えて話したということだ。
ルッテ事務総長は「これは言語の問題だ」とし「もちろん『パパ』という言葉には特別な意味がある。間違いはつきものであり、特にネイティブではない場合はなおさらだ」と付け加えた。ルッテ事務総長はオランダ出身だ。
2026/04/10 07:41
https://japanese.joins.com/JArticle/347435