労働者1万人あたり1220台、韓国「ロボット密度」再び世界一…1年で20%急増

投稿者: | 2026年4月9日

 圧倒的な世界一位を続けている韓国のロボット密度がさらに高まった。

 国際ロボット連盟(IFR)が8日に発表した『2025年世界ロボット工学』報告書によると、2024年現在の韓国のロボット密度は1220台で、前年の1012台に比べて20%も急増した。ロボット密度とは、労働者1万人あたりのロボット台数を指す用語で、製造業の自動化の程度を示す指標として用いられる。

 報告書は「韓国のロボット密度は2019年以降、年平均7%ずつ増加してきた」とし、「産業用ロボットの最大顧客は電子産業と自動車産業であり、韓国経済は世界的に評価される電子産業と独自の自動車産業を有している」と明らかにした。

 2010年以降、8年連続で産業用ロボット密度1位を走っていた韓国は、2018~2019年にシンガポールに1位を譲ったものの、2020年に再びロボット密度1位に復帰した。

 シンガポールは韓国とは大きな差がある818台で2位に入った。報告書は「製造業従事者数が少ないシンガポールは、ロボットの数が少なくても高いロボット密度を達成できる」と明らかにした。続いて、ドイツ(449台)、日本(446台)、スウェーデン(377台)が3位から5位にランクインした。9位の台湾を含めると、世界のロボット密度上位10か国のうち4カ国がアジアの産業国となっている。

 米国は307台で、2023年の11位から8位に順位を上げた。報告書は、これは主に自動車メーカーのロボットおよび自動化システム導入によるものと分析した。

中国は統計の修正により3位から22位に後退

 2020年代に入って産業現場へのロボット導入に積極的に取り組んでいる中国は、前年に比べて17%増の166台となり、世界で22位にランクインした。前回の報告ではロボット密度が470台で世界第3位だったが、今回急激に減少した。

 報告書は、これは新しい統計基準に基づくものだと説明した。以前は統計に反映される製造業の範囲を絞って相対的に密度が高くなっていたが、ロボットが導入された主要ハブ地域だけでなく、労働集約的な農村地域の製造業従事者まで大量に含めたことで、分母(労働者数)が大幅に増加したためだ。報告書は「中国の修正された数値は他の主要国に比べて遅れを取っているが、ロボットの導入速度を考慮すれば、今後急速に発展する可能性が高い」と述べた。

 中国は密度は低いものの、保有台数は世界で最も多い約200万台で、2位の日本より4.5倍多い。報告書によると、2024年に世界の産業用新ロボットの54%にあたる29万5千台が中国に配備された。

 地域別では、西ヨーロッパがロボット密度267台で最も高く、続いて北米(204台)アジア(131台)の順だった。2024年の世界平均ロボット密度は132台だった。

2026/04/09 15:18
https://japan.hani.co.kr/arti/culture/55898.html

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