金委員長は「最近、わが軍の戦略的行動の準備態勢は質的に強化された」と満足感を示し、「強力で信頼できる核戦争抑止力を絶えず、限界なく拡大、強化するのはわが党の不変の国家防衛路線であり、最重大先決課題」と強調した。
その上で「核戦争抑止力の構成で基本となる戦略的および戦術的攻撃能力を一層強化し、迅速対応態勢を向上させて精巧化」していくための重要課題を明らかにした。ただ同紙は課題の具体的な内容は公開しなかった。
慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は「北朝鮮は世界が米国とイランの戦争に集中している安全保障空白期をゴールデンタイムと見なして核能力高度化にオールインする様相。今年に入り執拗で頻繁に核抑止力強化を押し進める理由は単純に技術的誇示を超え生き残りと主導権に対する切迫した計算が背景にあるため」と指摘した。
労働新聞はまた、この日金委員長が金日成(キム・イルソン)主席生誕114周年となる4月15日を控え在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に奨学金約3億円を送ったと伝えた。
北朝鮮は金委員長が2023年末の労働党総会で南北を交戦中の「敵対的な両国関係」と規定し、民族・統一の概念を消し始めてからも奨学金を支援し続け朝鮮総連との連帯を変わらず継続している。これは4代世襲まで念頭に朝鮮総連の青年世代を今後の自身の体制を保衛する核心勢力として育てようとする意図と分析される。
◇「北朝鮮、寧辺に新たなウラン濃縮施設推定建物完工か」
北朝鮮が寧辺平安北道(ピョンアンブクド・ヨンビョン)に新たなウラン濃縮施設と推定される建物を完工したとみられるという分析が出てきた。米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)の北朝鮮専門ウェブサイト「ビヨンドパラレル」は13日、衛星写真を分析した結果に基づいてこのように明らかにした。
分析によるとこの新築濃縮施設の工事は2024年12月中旬に始まり、2025年6月初めに外部工事がほぼ終わった。これと関連し国際原子力機関(IAEA)は昨年6月、北朝鮮が寧辺に核兵器用武器級物質を生産するためのウラン濃縮施設を作ったという報告を出した。
2日に寧辺一帯を撮影した衛星映像では予備発電機と推定される建物、事務支援建物、車両保管所などを含め施設が実質的に完工した姿がとらえられた。この4カ月間に車両と作業員と推定される人物がたびたびとらえられた点から、現在は建物内部を完成するための作業中とみられるというのがビヨンドパラレルの分析だ。
2026/04/14 17:32
https://japanese.joins.com/JArticle/347627