レバノン停戦、米・イラン交渉を後押しするか…「中東パッケージ外交」試みるトランプ氏(1)

投稿者: | 2026年4月17日

中東情勢が再び分水嶺を迎える様相だ。今週末に米国とイランの終戦交渉再開の可能性が取り沙汰される中、長年の葛藤の軸であったイスラエルとレバノンが「10日間の停戦」に合意したことで、米・イラン交渉に肯定的な動力が作用するのではないかと関心が集まっている。

ドナルド・トランプ米国大統領は16日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し「イランとの合意が非常に近づいた」とし、「次の交渉が今週末に開かれる可能性もある」と明らかにした。特に「平和協定が締結される場合、署名のために私が直接出向く場合もある」と述べた。

 核心的な争点であるイラン非核化についても、相当部分で意見の歩み寄りがなされた状態だとした。トランプ大統領は、イランが核兵器を保有せず、濃縮ウランを米国に引き渡すことに同意したと述べ、「我々は彼らが20年以上核兵器を保有しないとする非常に強力な文書を持っている」と語った。

◇米国、イランのウラン確保時に終戦の名分が可能

イランは準兵器級と評価される60%濃縮ウラン約440キログラムを隠匿しているとされる。これを米国に引き渡せば、トランプ大統領にとっては「イランの核兵器除去」という目標達成を掲げ、戦争から手を引く名分になり得る。

ただし、トランプ大統領はイランが核開発を放棄し濃縮ウランを引き渡す見返りとして、米国が提示する「アメ」が何であるかは公開しなかった。イラン側の公式な確認もまだ得られていない状態だ。

◇トランプ氏「イラン戦争、かなり早く終わるだろう」

それでもトランプ大統領は戦争終結を重ねて楽観視した。同日午後、ネバダ州ラスベガスのホテルで開催された「チップへの減税」円卓会議で、「イラン戦争は非常に順調に進んでいる」とし、「我々は望み通りにでき、かなり早く終わるだろう」と述べた。

同日、イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意したことも、米・イラン間の交渉再開の可能性を高める要素だ。トランプ大統領は同日午前、ソーシャルメディアへの投稿を通じてレバノンのジョセフ・アウン大統領、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と対話した事実を公開し、「両首脳は両国間の平和を成し遂げるため、16日午後5時(米東部時間基準、日本時間17日午前6時)から10日間の公式停戦に入ることで合意した」と明らかにした。続けて「世界で9件の戦争を解決してきたのは私の光栄であり、今回が10件目になるだろう」とし、「だから、締めくくろう!」と呼びかけた。

トランプ大統領は特に、イスラエルとレバノンの「10日間の停戦」にはレバノン内の親イラン武装組織ヒズボラも含まれるとした。また、アウン大統領とネタニヤフ首相をホワイトハウスへ招待する計画であることを明かし、「おそらく4〜5日以内に会うだろう。合意がなされると思う」と述べた。

2026/04/17 15:25
https://japanese.joins.com/JArticle/347818

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