新型コロナウイルスの新たな変異株「セミ」型、33カ国に拡大…韓国・日本でも確認

投稿者: | 2026年4月18日

 日本経済新聞によると、2024年11月に南アフリカで初めて報告された新型コロナウイルスの変異株「BA.3.2」が世界で流行する兆しを見せているとのことだ。

 長期間潜伏した後に現れる特性から、通称「Cicada(セミ)」と名付けられたBA.3.2ウイルスは、2026年2月11日の時点で少なくとも世界の23カ国で検出され、2カ月後の4月には33カ国以上に拡大したという。

 米疾病予防管理センター(CDC)によると、今月13日現在でこの変異株が確認された国は韓国・日本・米国などだとのことだ。

 韓国疾病管理庁は「韓国ではBA.3.2変異株が今年1月の3.3%から2月には12.2%、3月には23.1%へと急速に増加している」と発表した。

 昨年末から今年初めにかけて米国で採取された検体からもBA.3.2が検出されたほか、今年1月には東京都内の医療機関の検体からも感染例が確認されたという。

 BA.3.2は昨年9月から感染者数が増え、今年に入って本格的な拡大傾向を示している。

 しかし、日本では新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行されたため、大規模な検査が行われておらず、正確な感染者数を把握するのが困難な状況だ。また、ウイルスに関する研究も不足しているのが実情だ。

 BA.3.2は、直近に流行した変異株「JN.1」型の仲間と比べて、ゲノムを構成する塩基が70-75個程度変化していると言われており、これまでの免疫やワクチンの効果が下がる可能性があるとの懸念も取り沙汰されている。

 世界保健機関(WHO)はBA.3.2を監視対象の病原体に指定した。ただし、現時点で重症化や死亡者数の増加を示す明確なデータはなく、かつてのようなパンデミック(世界的な大流行)を引き起こす可能性は高くないと見ている。

 しかし、専門家らは、今後さらなる変異株が発生する可能性を排除できないため、高齢者や基礎疾患を持つ人は注意が必要だ、と呼びかけている。

チョン・ウナ記者

2026/04/18 09:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/04/18/2026041880014.html

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