旭日旗を貼り付けた車両が道路を走行する様子を撮影した写真がインターネット上で一歩遅れて議論になっている。
27日、あるオンラインコミュニティに「大韓民国の道路に旭日旗車両を見ました」と題するコメントが投稿された。
投稿者のAさんは「今日、道路で自分の目を疑った。前方に旭日旗車両があった」と伝えて写真を添えた。この写真では、車両のリアウィンドウの左右に旭日旗が貼り付けられていることが分かる。
Aさんは「リアガラスだけでなくフロントガラスにも(旭日旗が)同じように付いていた」とし「韓国人として我慢することができない。通報できる方法はあるか」と聞いた。
ネット上では「車の持ち主は日本人なのか」「韓国に親日派が多すぎる」「情けない人々が多すぎる」など否定的反応を示した。
旭日旗は日本が第2次世界大戦期間中に使用していた軍旗で、日本軍国主義を象徴する。関連の公式処罰法案はなく、公共場所で旭日旗など日帝象徴物を使用できないようにしたソウル市条例だけが存在する。2021年1月に公布された「日本帝国主義象徴物の公共場所等での使用制限に関する条例」は旭日旗をはじめ日帝を連想させる象徴物を公共場所などで使用できないように規制した内容が骨子だ。
先月、与党「国民の力」所属のソウル市議員19人が「公共使用制限物条例として規定するのはやり過ぎだと判断される」とし、該当条例を廃止しようという案を発議したが、韓東勲(ハン・ドンフン)当時非常対策委員長など党内からも激しい批判が出ると翌日自主的に撤回したことがある。
2024/05/29 08:00
https://japanese.joins.com/JArticle/319226