交渉「難航」を予想か…「イスラエル、イランとの戦争再開を準備」

投稿者: | 2026年4月22日

米国とイランの2回目の協議再開が停戦合意満了を控えた21日(現地時間)まで不透明な中、イスラエルはすでに交渉決裂後に戦争を再開する準備に入ったという現地メディアの報道があった。

イスラエル公営放送カン(Kan)はこの日、イスラエル安保当局者を引用し、このように報じた。この当局者は「イランはさまざまな声を出し、時間がかかっている」とし「イスラエルと米国はすでに調整を終え、すぐにも戦争を再開する準備ができている」と主張した。

 トランプ米大統領はイランとの停戦が米国東部時間22日午後8時(日本時間23日午前9時)に終了する予定だと明らかにし、2回目の協議が決裂する場合は停戦期間を延長する考えはないという意向を明らかにした状態だ。

トランプ大統領は当初、この日午前に米国の交渉団を率いるJ・D・バンス副大統領が協議場所のパキスタンに出発する予定だと明らかにしたが、イラン側が交渉に参加する意思を明確にせず、バンス副大統領をはじめとする米国交渉団の出発も遅れている。

交渉が不透明な中、カンの報道によると、イスラエルと米国は停戦が始まった直後から戦闘機と空中給油機を動員して中東全域で訓練を実施するなど戦争再開を準備してきた。特に先週ブラッド・クーパー米中央軍司令官がイスラエルを訪問した際、両国はイラン全域の国家基幹施設およびエネルギー基盤施設への打撃を含む共同作戦計画と打撃目標リストを最終承認したと伝えられた。

一方、イスラエルはこの日、親イラン武装組織ヒズボラがレバノン南部に駐留中の自国軍に向けてロケットを発射し、イスラエル本土にドローンを飛ばすなど停戦合意を違反したと主張した。

イスラエル軍は「ヒズボラはイスラエルが占領中の保安区域内ラブ・アルタルラティン地区に配置されたイスラエル軍部隊を狙って数発のロケットを発射した」とし「イスラエル軍は数分後にロケット発射地点を打撃した」と明らかにした。これとは別に、レバノン国境付近のクファル・ユバルとマヤン・バルーク地区で鳴った空襲サイレンも実際の状況だったと伝えた。当初、軍はこれを誤作動と発表していたが、精密調査の結果、レバノンから発射されたドローンを迎撃する過程で警報が作動したことが判明した。

イランの支援を受ける「抵抗の枢軸」の一員であるヒズボラは、米国とイスラエルの空襲でイランの前最高指導者ハメネイ師が死亡すると、イラン側で参戦を宣言してイスラエルを攻撃した。イスラエルはヒズボラの対応を名分にレバノン南部だけでなく首都ベイルートにも大々的な空襲を加えた。

また、イスラエルは国境からリタニ川南側まで約30キロ区間からヒズボラを完全に追い出して緩衝地帯を構築するという計画の下、レバノン南部に大規模な地上軍兵力を投入した。

イスラエルはレバノンを停戦に含めるべきというイランの主張を受け入れたトランプ大統領の圧力を受け、18日から10日間の停戦に入った。しかしレバノン南部に駐留中の地上軍兵力は撤収しなかった。イスラエルとレバノンは23日、ワシントンで米国の仲介による和平交渉を控えている。

2026/04/22 09:02
https://japanese.joins.com/JArticle/348003

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)