北朝鮮専門米メディア「ロシア軍艦2隻、北朝鮮の貨物船団を護衛…武器載せた疑い」

投稿者: | 2026年5月23日

 ロシア軍艦が、北朝鮮から密輸した武器を載せたと疑われる貨物船の護衛に動員されたものとみられると、米国の北朝鮮専門メディア「NKニュース」が21日(現地時間)付で報じた。

 同メディアは、日本の統合幕僚監部(韓国の合同参謀本部)が13日、「ロシア軍艦の動向」に関する報道発表を通じて公開したロシア軍艦などの写真を分析し、このように報じた。統合幕僚監部の発表によると、海上自衛隊は12日午後11時頃、沖縄県西表島の北西50キロの海域で、ロシア海軍の「ステレグシチー級フリゲート2隻」を発見した。これらの護衛艦には「333」と「343」という船番号が記されていた。これらの軍艦を含め、ロシア海軍の支援艦系列であるドゥブナ級補給艦やバルク級航洋えい船及び貨物船6隻の計10隻が確認された。

 日本政府は、これらの船団がその後2日間にわたり、沖縄海域から太平洋に向けて航行したことを確認した。また、防衛省および海上自衛隊による警戒監視および情報収集を通じて、これら艦船が9〜10日の間に対馬海峡を南西進したことも把握した。

 これについて「NKニュース」は、「護衛艦で確認された船番号に該当する船舶は、最近ロシア太平洋艦隊に追加された哨戒艦『ソヴェルシェンヌイ(Sovershennyy)』号と『レズキー(Rezkiy)』であることが確認された」とし、「貨物船は『アンガラ』、『レディR』、『マイア-1』など6隻と特定された」と報道した。特にアンガラとレディR、マイア1の3隻は、北朝鮮の羅先(ラソン)港でコンテナを積み込む様子が捉えられており、ロシアに送られる北朝鮮の軍需品を載せていたものと推定される。補給艦と航洋えい船は、長距離兵器輸送の過程で必要な支援船とみられる。

 同メディアは「過去3年間、アンガラ、レディR、マイア1が、北朝鮮の羅先港からロシアのボストチヌイ港へ輸送すると疑われる弾薬コンテナを積み込む様子が捉えられた」とし、「特にレディRは、最も最近の先月21日に羅先港に停泊した」と明らかにした。船舶位置追跡情報サイト「マリントラフィック」によると、21日現在、これらの船団はベトナム南東の海域を航行している。最終寄港地を送信した船舶はなかったという。

 貨物船が6隻も動員されただけに、かなりの量の武器搬出が行われたのではないかという疑念が浮上している。古川勝久元国連(UN)安保理北朝鮮制裁委員会委員は同メディアの取材に対し、「6隻で構成された船団は珍しい。機密性の高い貨物がかなり多い可能性がある」とし、「最終目的地によって、これらの船舶が北朝鮮の武器を西側の戦域へ移送しているのか、あるいはロシアの武器を輸出しているのかが明らかになるだろう」と説明した。古川元委員は、ウクライナと戦争中のロシアが、自国の鉄道に対するドローン攻撃を回避し、海上から武器を調達する方法の一つの可能性もあると指摘した。

 東京国際大学の山口亮教授も、今回の航海が「北朝鮮とロシア間のサプライチェーンの再編」を示す事例とみることもできるとし、これは当該船舶を他の航路に一時的に投入する必要性によるものかもしれないと分析した。また軍事護衛に注目し、これらの船舶がロシアが無防備なまま放置できない高価な貨物を積載しているか、積載する計画であることを示唆していると説明した。

2026/05/22 17:55
https://japan.hani.co.kr/arti/international/56259.html

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