2026年北中米ワールドカップ(W杯)のオランダ戦で劇的な同点ゴールを決め、2-2の引き分けに寄与した日本代表のFW中村敬斗(26、ランス)が、まさかの用具規定違反疑惑に巻き込まれた。英国のギブ・ミー・スポーツは15日、「中村が試合中にシンガード(すね当て)着用規定に違反した疑いがソーシャルメディア(SNS)で提起された」と報じた。
疑惑は試合中に撮影された1枚の写真から始まった。写真の中村のすねは他の選手とは違い、プロテクター特有の膨らみがなく平らだった。これを見たファンは「最低限の安全装備もなく試合に出場したのでは」と心配を込めた疑問を投げかけた。
国際サッカー評議会(IFAB)の規定上、すべての選手は必ずソックスの中にシンガードを着用しなければならない。しかし規定に「正確なサイズ基準」がなく、用具に対する最終的な責任も選手本人にあるため、写真だけで違反と断定するのは難しい。このため専門家らは中村が選手の間で流行している「超小型シンガード」を着用していた可能性があるとみている。
しかし医学界の視線は冷ややかだ。元ウィコム・ワンダラーズのチームドクター、ボブ・サンガー氏は「最近のサッカースパイクのスタッドは非常に鋭く、皮膚や筋肉が容易に裂ける」とし「多くの選手が動きやすさを理由に最低限のプロテクターだけをつけてプレーしているが、これはけがのリスクを看過した危険な行動だ」と指摘した。
現在FIFAによる公式的な抗議はない状態だが、W杯という大舞台で話題になっただけに、シンガード規定の実効性と選手の安全問題がサッカー界で論議を呼ぶ可能性がある。
2026/06/16 15:04
https://japanese.joins.com/JArticle/350622