太平洋戦争のA級戦犯が合祀されている日本の靖国神社に赤いスプレーで「toilet」という落書きをした容疑者がすでに中国に出国したと共同通信が3日に報道した。
報道によると、前日午前6時20分ごろに通行人が「靖国神社」と彫られた神社入口の石柱に赤いスプレーでトイレを意味する英単語「toilet」と書かれているのを発見し警察に通報した。
落書きが発見された日に中国のソーシャルメディア(SNS)プラットフォームの「小紅書」にはある男が靖国神社の石柱に赤いスプレーで落書きし小便をするような様子が写った動画も投稿された。
男は動画で日本の福島第1原子力発電所の汚染水(日本政府名称「処理水」)海洋放流に対する抵抗の意を明らかにしたりもした。
日本警察はこの男を落書きの容疑者とみて捜査に入った。捜査関係者によると、容疑者は先月31日午後10時ごろに落書きをして器物損壊の容疑を受けている。
日本の右翼の聖地である靖国神社は明治維新後に日本で起きた内戦と日帝が起こした数多くの戦争で死亡した246万6000人余りの英霊を追悼する施設だ。太平洋戦争のA級戦犯14人も合祀されている。
2024/06/03 16:20
https://japanese.joins.com/JArticle/319460