韓国総合株価指数(KOSPI)が2日連続で急落した。韓国取引所によると8日のKOSPIは前日より5.35%安の7246.79で取引を終えた。取引時間中には一時7200を割り込んだりもした。2日連続でプログラム売りの効力が一時停止するサイドカーが発動された。人工知能(AI)半導体業種のピークに対する懸念が大きくなり、ホルムズ海峡をめぐる中東の地政学的緊張が再び拡大したことが投資心理を萎縮させた。KOSDAQも5.56%安の785.00で取引を終えた。800を下回ったのは10カ月ぶりだ。
フィデリティインターナショナルのポートフォリオマネジャー、イアン・サムソン氏は「いまのラリーは少数の巨大ビッグテック企業が統制する約1兆ドル規模の資本支出により主導されている。もし半導体に対する支出が持続不可能なものと判明する場合には下方リスクが発生する可能性がある」と指摘した。
KOSPIが日本と台湾、米国など世界の証券市場もともに揺さぶっているという分析も出ている。前日夜の米国証券市場を韓国証券市場が追うこれまでとは正反対の流れだ。メモリー半導体がAIインフラの核心に浮上してサムスン電子とSKハイニックスが世界の証券市場で占める存在感が大きくなった影響だ。
実際に他の主要国証券市場もともに揺れた。日本の日経平均は前日2.12%下落したのに続きこの日も2.11%下がった。米ナスダック100先物指数もこの日午後4時30分基準で前日より0.3%の下落傾向を見せた。米半導体企業マイクロンは時間外取引で前日比3%安となった。前日のニューヨーク証券市場でもインテルが9.66%、マイクロンが4.71%など半導体銘柄の株価が急落し、ナスダック指数は1.16%下落した。台湾加権指数も前日より2.31%下がり過去8番目の下げ幅を記録した。ただこの日は0.56%の小幅の上昇となった。
キウム証券の研究員は「韓国半導体株の変動性が日本と米国の先物市場にまで波及するのは異例の現象」と話した。米金融メディアのザ・ストリートもこの日「KOSPIが米国半導体株の行方を予想する『夜間バロメーター』になった」と評価した。
実際にこの1カ月でKOSPIに続きナスダックが同じ方向に動いた日は20営業日のうち12営業日に上った。米証券市場の休場日にはKOSPI2営業日の騰落率を合算して比較した。KOSPIとフィラデルフィア半導体指数の騰落方向が一致した日は15営業日とさらに多かった。反対にKOSPIが前日のナスダック総合指数の方向に沿った日は8営業日にとどまった。市場ではKOSPI下落が米国テック株安につながりさらにKOSPI下落に続く悪循環の懸念も出ている。
韓国投資証券のキム・デジュン首席研究員は「半導体は韓国企業が世界1位のため世界の株式市場も韓国市場の影響を受け同調する動きが現れている」と話した。
KOSPIは先月19日に記録した最高値9385.59と比較すると約23%下落した。ブルームバーグは「通常主要指数が直近の最高値より20%以上下落すると技術的に弱気相場に進入したという分析が出ている」と診断した。
2026/07/09 08:34
https://japanese.joins.com/JArticle/351739