株価急騰した素材・部品・装備、その裏に「中国製使わなければ裏切り者」の指針

投稿者: | 2026年7月28日

中国が半導体自立戦略を素材・部品・装備などの供給網全般に急速に拡大している。内需をテコにした「素材・部品・装備崛起」がスピードを出し、韓国の素材・部品・装備業界の対中輸出にも影響の兆しが現れている。

◇「国産チップ拒否は反逆」…中国の素材・部品・装備「高空行進」

 香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストなどによると、中国の主要半導体装備企業14者の1-3月期売り上げは217億8000万元(約5271億円)で前年同期比32%増加し、純利益は61%急増した。昨年の売り上げ総額も900億元に達し、前年比35%増えた。中国最大の総合半導体装備企業であるナウラは今年に入ってから株価が70%以上上がり、この日基準で770元を記録した。

技術内在化の速度も速い。中国半導体産業協会によると、昨年の中国内半導体装備国産化率は35%で、政府が設定した目標値の30%を上回った。ウエハー表面の不必要な部分を削って回路を描くエッチングと、ナノメートル級の薄い膜を形成する薄膜蒸着など核心装備の国産化率は40%を超えた。中国政府は2027年までに国産化率を70%まで引き上げるという目標を掲げた。

中国半導体産業の量的・質的成長には強力な内需化への圧迫がある。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、エンジニア出身である丁薛祥中国副首相は主要人工知能(AI)企業関係者らとの会議で「国産AI半導体使用を拒否するのは国を裏切る行為」と脅した。中国政府がナウラの給与上限を撤廃し外国人材招聘の道を広げるなど各種の破格な支援も相次ぐ。韓国の素材・部品・装備業界関係者は「中国企業が集まり海外装備を分析して技術を内在化するほど生態系次元の結束が強い。使って直し、直して売る好循環構造を速く作り上げた」と話す。

規模だけでなく中身の強化も進めている。中国の半導体薄膜蒸着装備専門企業ピオテックは10日、無錫尚積半導体を100%買収すると公示した。両社の結合を通じて膜を形成する蒸着工程全体を独自に処理するという構想だ。中国ITメディアのパンデイリーは半導体洗浄装備を作る盛美上海が核心部品をすべて自国製で作った装備2台を組み立てて性能検証に入ったと報道した。

◇韓国の素材・部品・装備対中輸出は後退

中国の素材・部品・装備崛起は韓国の半導体装備輸出にも影響を及ぼしている。韓国貿易協会によると、上半期の対中半導体製造増備輸出は16億9932万ドル(約2782億円)で、前年同期より12.6%減った。2024年に前年比37.3%増えたのと比較すると2年ぶりに減少傾向に転じた。韓国や日本に頼っていた核心装備を中国ファブが独自に調達し始め、韓国企業の立ち位置がそれだけ狭まったという見方が出ている。

韓国半導体ディスプレー技術学会のパク・ジェグン会長は、「中国の素材・部品・装備産業が急成長したのは技術力が圧倒的だからではなく、自国の工場が絶えることなく検証機会を提供したため。一級の素材・部品・装備企業が増えるには政府が基本技術研究開発支援を大幅に増やし半導体テストベッド構築にスピードを出して現場投入時期を繰り上げなければならない」と提言した。

2026/07/28 07:31
https://japanese.joins.com/JArticle/352636

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