韓国検察、大麻636キロを密輸した暴力団組員に懲役20年求刑

投稿者: | 2026年9月30日

韓国内での流通を目的に輸入された麻薬類としては過去最大規模となる大麻636キロを密輸した在日韓国人の暴力団組員に対し、検察が重刑を求刑した。

29日、水原(スウォン)地方法院(地裁)刑事13部(チャン・ソクジュン部長判事)の審理で開かれた麻薬類管理に関する法律違反(大麻)事件の結審求刑公判で、検察は被告A(53、在日韓国人)に懲役20年を求刑し、押収された麻薬類の没収を求めた。

 Aは3月初め、タイのレムチャバン港で船舶コンテナに大麻約636キロを積んで出港させた後、同月23日に仁川(インチョン)港へ密輸入した容疑を受けている。

摘発された大麻は小売価格に換算すると約954億ウォン(約110億円)相当で、約127万人が同時に吸引できる量で、過去最大だ。

Aはベトナム・ホーチミンを拠点とする麻薬販売組織と共謀し、密輸した大麻の一部を韓国内で流通させ、残りは日本の暴力団組織などに再輸出しようとしていたことが調査で分かった。

Aは2016年にも覚醒剤(メタンフェタミン、別名ヒロポン)956グラムを所持し、拳銃および実弾を輸入した容疑で懲役6年を言い渡された前科がある。

この日、被告側の弁護士は「今回の事件は国家情報院と検察が麻薬犯罪の前科者を情報提供者として活用し、おとり捜査で実績を作る一方、肝心の麻薬密輸を主導した人物は立件すらしなかった事例」とし、「公訴を棄却するか、被告にできる限り軽い刑を言い渡してほしい」と述べた。

Aも最終陳述で「主導者がいなければ犯行は絶対に不可能だった」とし、「大金を稼ぐことができ、借金を返せると言われてやったことだが、後悔し反省している」と述べた。

裁判所は来月8日、A被告に対する一審判決を言い渡す予定だ。

2026/09/30 10:38
https://japanese.joins.com/JArticle/355683

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