韓日台湾などアジアの主要証券市場は5日、一斉に急落しいずれも過去最大の下げ幅を記録した。衝撃は欧州を経て米国証券市場にも続いた。
日本を襲ったブラックマンデーの影は韓国よりも暗かった。この日日本市場の代表株価指数である日経平均は前営業日より4451.28円(12.4%)の急落となる3万1458.42円で取引を終えた。日本経済新聞によると、日経平均先物の売買を一時中断するサーキットブレーカーまで発動されたが、KOSPIと同じように過去最大幅の下落を防ぐことはできなかった。
台湾加権指数はこの日前営業日より1807.21ポイント(8.35%)下落した1万9830.88で取引を終え過去最大の下げ幅を記録した。指数の30%ほどを占めるTSMCが9.7%下落した。
ユーロ圏の大型株600銘柄で構成されたユーロストック600はこの日取引開始と同時に下落し、一時3.59%まで下げ幅が広がるなど欧州も米国発の景気低迷への懸念は例外でなかった。アストリス・アドバーザリーのニール・ニューマン氏は「1987年の大暴落の雰囲気が再現されている。無慈悲な日」と評した。
米国の景気沈滞への懸念のほか円の上昇も日本をはじめとする世界の証券市場の下げ幅拡大を招いた。日本銀行は先月31日に政策金利を0.25%に引き上げた。日本の利上げにより先月中旬には1ドル=160円台で推移していた円相場はこの日1ドル=142円台まで円高が進んだ。
この日午後10時30分基準ダウ指数は前営業日より2.67%急落した3万8678.13を記録した。大型株中心のS&P500は4.13%、ハイテク株中心のナスダック指数は6.25%下落した。
2024/08/06 08:07
https://japanese.joins.com/JArticle/322041