日本、出生数が初めて70万人割れ…韓国は9年ぶり増加

投稿者: | 2025年1月25日

韓国の昨年の出生数が9年ぶりに増加したと伝えられた中、日本は少子高齢化がさらに深刻になっていることが分かった。

日本厚生労働省が24日に公表した「人口動態統計」速報値によると、2024年1月-11月に生まれた新生児の数は66万1577人だったと、共同通信が報じた。これは前年同期比5.1%減。これを受け、2024年の出生数は第2次大戦終戦後初めて70万人を下回る見込みだ。

 共同通信は最近、日本で少子化が深刻化している最も大きな原因は、物価上昇で出産および育児にかかる費用が増えて経済的な不安が強まったからだと分析した。さらに新型コロナ当時に結婚する人が減少した影響もある。

1950年代に250万人前後だった日本の年間出生数は1980年代初めに150万人を下回り、2010年前後に100万人を割ってから毎年減少している。

2019年には86万人余りで90万人を下回ったが、その5年後の昨年70万人を割るということだ。日本の合計特殊出生率は1.36(2019年基準)と、1.0を下回る韓国より高い。

一方、日本より深刻な出生数減少に直面している韓国は昨年、9年ぶりに出生数が反騰した。

統計庁が22日に発表した11月の人口動向によると、昨年11月の出生数は2万95人と、前年同月比で2565人(14.6%)増えた。これは2010年11月(6416人増)以来、同月基準で最大幅の増加だ。

行政安全部の住民登録統計速報値によると、昨年の出生数は前年比3.1%増の24万2334人と集計され、9年ぶりに増加に転じた。

2025/01/25 13:22
https://japanese.joins.com/JArticle/329082

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