「ナバロ氏はレンガ袋より愚かだ」…「マスク氏は自動車組み立て屋」

投稿者: | 2025年4月10日

ドナルド・トランプの相互関税をめぐってトランプ氏側近の間でも亀裂が感知されている。

8日(現地時間)、テスラのイーロン・マスクCEOはX(旧ツイッター)を通じて米大統領上級顧問(貿易・製造業担当)のピーター・ナバロ氏を狙って「本当にバカだ」と露骨に非難した。マスク氏は「ナバロ氏はレンガ袋(asack of bricks)より愚かだ」とし「テスラは最も米国製らしい車(the most American-made cars)」と話した。

 これはナバロ氏が前日CNBC番組で「(マスク氏は)自動車製造メーカーではなく、自動車組み立て屋」とし「バッテリーは中国と日本から、電子部品は台湾から来る」と嘲弄したことに対応したものだ。

マスク氏は「テスラは米国で最も垂直的に統合された自動車メーカーで、米国製部品の割合が最も高い」とし、「ナバロ氏は自分が作り出した偽の専門家であるロン・バラ氏に尋ねるべきだ」とも述べた。ロン・バラ氏は過去ナバロが多数の著書で自身の関税理論などを後押しするために引用した専門家であり、2019年に仮想人物であることが明らかになり物議をかもしたことがある。

2人の主要人物間の舌戦は、関税に対する見解の隔たりから始まった。5日、マスク氏はイタリアのマッテオ・サルヴィーニ副首相との電話会談で「米国と欧州が無関税に合意しなければならない」と主張した。すると翌日、ナバロ氏は「マスク氏は(相互関税を)理解していない。マスク氏には自動車を販売することが大事だ」と公に非難した。

しかし、ホワイトハウスは「たいしたことではない」という態度だ。ホワイトハウス報道官のキャロライン・レビット氏はこの日、「そもそも男たちは皆そうだ」として「貿易と関税に対して非常に異なる見解を持つ2人が公開的に言い争うことを我々は放っておいている」と述べた。

2025/04/10 06:53
https://japanese.joins.com/JArticle/332344

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