大阪・関西万博開幕、韓国館が主催国を除いては「ナンバーワン」

投稿者: | 2025年4月14日

13日、大阪・関西万博(EXPO)が「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマで開幕した。

今回の万博は5年ごとに開かれる「登録博覧会」で、日本では1970年大阪万博と2005年愛知万博に続き3回目の開催だ。韓国で開かれた大田(テジョン)国際博覧会(エキスポ)、麗水(ヨス)国際博覧会はこれより規模が小さい「認定博覧会」だ。日本のマスコミと社会ではエキスポという言葉より「万国博覧会」の略語である「万博」の方をもっと多く使う。

 今回の万博は関西国際空港から近い大阪の人工島・夢洲で開かれる。博覧会場の面積は155ヘクタール(約1.55平方キロメートル)で、33個の東京ドームが入るほどの大きさだ。158カ国・地域が参加して展示館などを設置した。周り2キロの世界最大の木造建築物である「大屋根リング」内外にこのような展示館がぎっしりと入っている。参加国と日本企業の展示館は計84カ所で、次世代技術と重要文化財などを展示した。特に、海外各国の5~7館はすべてグランドリングの内側に配置し、集中度を高めた。

開幕日に合わせて韓国館も開館式を行い、展示運営を始めた。韓国館の敷地面積は3501平方メートルで海外館の中で最も大きい。韓国の四季や文化遺産、先端技術を映像で披露する高さ10メートル、幅27メートルの超大型メディアファサードが設置され、注目を集めた。「伝統と現代、人と技術、韓国と世界を『真心』でつなぐ」というメッセージを込めた。日本経済新聞は「注目すべき展示館の一つ」として韓国館を選んだ。

展示館は白地に韓服の色味と質感を生かした大型幕が巻かれた姿で韓国固有の美しさを表現した。来月13日「韓国の日」には政府をあげての30余りの行事が多彩に開かれる予定だ。K-POP公演で構成された「韓国の日Mコンサート」「韓日友好晩餐会」「Kフードフェア」などとともに朝鮮通信使船に乗って通信使が夢洲に入場する行事も開かれる。

日本国内では開幕前から興行不振に対する懸念が大きかった。日本国際博覧会協会が集計した結果、11日基準で事前入場券販売は目標値の67%である934万枚にとどまった。主催側は開幕前に入場券の販売量を1400万枚とし、6カ月間の予想観覧客数を2820万人と捉えているが、格差が大きい状況だ。入場者誘致に力を入れているが、1日券が大人基準で7500円程度なので、販売の伸びが容易ではない状況だ。

不十分な準備も問題として指摘される。参加国のうち、インドやチリ、ベトナムなど8カ国は開幕に合わせて展示館を開くことができなかった。今回の万博は10月13日まで6カ月間開かれる。日本では7月の「米国の日」に合わせ、ドナルド・トランプ米大統領が訪問することを期待している。

2025/04/14 09:25
https://japanese.joins.com/JArticle/332482

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