「現代式拷問椅子」悲鳴も…中国航空会社が公開した「超薄型座席」を巡り甲論乙駁

投稿者: | 2025年4月17日

中国南方航空が航空機の乗客受け入れ人数を増やし、乗客にはさらに広い空間を提供するために公開した「超薄型座席」に対して現地では甲論乙駁が広がっている。

15日(現地時間)、台湾「鏡週刊(Mirror Media)」によると、南方航空は最近航空機の座席配置を大幅に調整し、全面的に座席の背もたれの厚さを半分に減らした「超薄型座席」を公開した。

 超薄型座席を導入すれば機内に14~28席を追加で設置することができ、航空会社の収益を高めることができる。

だが、実際に座席に座ったことがある乗客は「背もたれが薄すぎて背中や腰が痛かった」「上海から北京まで2時間30分間飛行する間、現代式拷問装置に座っているような気分だった」「航空会社は乗客の座り心地のことは全く考慮せず、金儲けのことだけを考えている」などの否定的な反応を示した。

反面、「前後座席の間隔はより広かった」「短距離飛行では大きな不便は感じなかった」などの意見もあった。

超薄型座席公開以降、現地で南方航空が事実上低価格航空(LCC)水準に転落したという批判も提起されていると現地メディアは説明した。

日本航空の元パイロットで航空評論家の杉江弘氏はフジテレビとのインタビューで「ドシン!という強い衝撃の着陸や乱気流、そういったときに、首と背中と腰(に影響が及ぶ)」とし「これだけ(座席が)薄くて衝撃を吸収できるのか、パイロット目線から見て非常に不安を感じます」と伝えた。

これに対して南方航空側は「座席の安全性を考慮して製作した」とし「座席の間の距離が同一なので乗客の空間がさらに広くなる」と明らかにした。

続いて「人体工学的デザインは乗客の身体曲線にさらにフィットする」とし「一層快適な座り心地を提供することができる」と付け加えた。

2025/04/17 13:58
https://japanese.joins.com/JArticle/332685

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