李大統領、APEC加盟国首脳に招待書簡…トランプ氏・習近平氏も含む

投稿者: | 2025年7月16日

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が、今年10月に慶州(キョンジュ)で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に向け、加盟国の各首脳に招待書簡を送付したと大統領室が明らかにした。APECには韓国を含む米国、日本、中国、ロシアなど21カ国が加盟している。

大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は15日のブリーフィングで、「李大統領は今回の書簡を通じて、今年のAPEC首脳会議が10月31日から11月1日まで開催されることを知らせるとともに、加盟国を招待する意向を伝えた」と説明した。

 李大統領は書簡の中で、APECが過去30年以上にわたり、アジア太平洋地域の持続可能な経済成長と繁栄に寄与してきたことを高く評価した。また、今年は「我々がともに作り上げていく持続可能な明日」というテーマのもと、域内の連結性強化やデジタル革新などについて議論が行われる予定であり、今回の会議で実りある成果が得られることを期待するという内容も招待書簡に盛り込まれていると、姜報道官は伝えた。

中国の習近平国家主席の出席の可能性に関する質問に対して姜報道官は、「書簡を送付した相手に中国も含まれている」としたうえで、「(個別国の出席の有無は)最終的に整理された後に発表されると承知している」と答えた。

また、北朝鮮も招待対象となる可能性があるかとの問いには、姜報道官は「北朝鮮はAPECの加盟国ではないため、今回の書簡送付対象国には含まれていない」と述べ、これとは別に北朝鮮への招待を検討しているのかとの質問には、「(大統領室ではなく)外交・統一ラインで検討されるべき事案と思われる」と言及した。

これに先立ち、李大統領は11日午前7時40分ごろ、ソーシャルメディアX(旧ツイッター)を通じて、金民錫(キム・ミンソク)首相に「慶州APEC関連のインフラ施設の進捗状況にしっかりと目を配っていてほしい」と公開で指示を出した。

これに対し、金首相は「大統領、ちょうど今、現地での第1次点検のために慶州へ向かっているところです」とし「点検を終え次第、すぐにご報告します」と答えた。そして同日午後2時30分ごろ、李大統領に対し「点検を終えて今は列車の中です」としながら、「来週からは毎週、文化コンテンツを点検する予定です」と報告した。

2025/07/16 08:07
https://japanese.joins.com/JArticle/336307

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