韓米、29日に談判…トランプ発首脳会談スーパーウィーク

投稿者: | 2025年10月25日

トランプ発の関税と米中競争の行方が表れる首脳会談スーパーウィークが始まる。26日のマレーシアASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に続き、31日の慶州(キョンジュ)アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議がその舞台となる。特に慶州では米中が対座し、韓米、韓中、韓日が会う。朝米会談にも言及されている。まさに外交の分岐点だ。

全世界が注目するのは米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席の30日の会談だ。トランプ政権2期目に入って初めて会う両首脳が、貿易・関税、ロシア-ウクライナ戦争などをめぐり世紀の談判をするという見方が多い。トランプ大統領は22日(現地時間)、「我々が抱く多くの疑問点と質問、そして莫大な資産を共に解決していくことができる」と述べた。中国の王文濤商務相も「相互関心事に対する解決策を見いだすのは全面的に可能」と話した。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領のトランプ大統領(29日)、習近平主席(来月1日)との首脳会談も重要だ。トランプ大統領は2017年以来、習主席は2014年以来の国賓訪問となる。トランプ大統領と習近平主席が同時に国賓訪問形式で訪韓するのは異例で、米国との膠着した関税交渉と、冷え込んだ韓中関係の改善に関心が集まっている。李大統領は24日に公開されたシンガポールメディアのインタビューで「韓米同盟を未来型包括的戦略同盟に発展させ、中国とも友好的関係を維持・発展させ、北東アジア緊張を緩和する」と述べた。中国外務省の郭嘉昆報道官もこの日、習主席の韓国訪問を伝えながら「中国は韓国と戦略的協力パートナーシップ関係の絶えない前進・発展を追求する用意がある」と明らかにした。

21日に日本憲政史上初の女性首相となった高市早苗首相も韓国を初めて訪問する。李大統領との会談は30日午後が有力だ。米日首脳会談はトランプ大統領の訪日期間の28日に予定されている。

トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の会談説に関連し、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は北側の板門閣(パンムンガク)「美化作業」などに言及しながら「会う可能性が相当ある」と述べたが、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は「まだ新たな動向はない」と伝えた。

2025/10/25 10:20
https://japanese.joins.com/JArticle/340193

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