「高市首相はやり遂げた」…日本の若者たちの熱狂、保守右傾化の燃料になる可能性も

投稿者: | 2026年2月12日

 高市早苗首相が率いる自民党が圧勝した衆院選の結果について、若い世代ほど高く評価しているという調査結果が出た。日本の若年層の保守化は以前から観察されている現象だが、アイドルファンの「推し活」に因んで「サナ活」という言葉が出るほど人気を博す高市首相を通じて顕著に表れている。

 読売新聞が11日に公開した電話全国世論調査(9〜10日実施。有権者1037人が回答)によると、自民党の衆議院選挙の圧勝について「よかった」と答えた人が55%で半数を超えた。特に18〜39歳の若年層では「よかった」という回答が63%でさらに多かった。40〜59歳では58%。一方、60歳以上では48%が「よかった」と答え、相対的に評価が低かった。

 8日に行われた衆議選(定数465)では、特定の政党が3分の2(310席)を超える316席を獲得するという戦後初の記録を立てた。今回の選挙以前にも高市内閣に対する支持率は若い世代で特に高かった。日本のNHKの世論調査によると、2021年の岸田文雄政権発足時の18〜39歳の支持率は51%、2024年の石破茂政権では40%に過ぎなかった。岸田元首相と石破前首相は自民党内でも穏健保守と分類されている。一方、強硬な右派色の高市首相は昨年10月の就任直後、若年層の支持率が77%に達した。

 高市首相が継承すると宣言した安倍晋三前首相の政権時代にも若年層の支持率が高かったように、2012年の自民党の政権奪還以降、強硬保守派に対する若年層の支持が高いのは一貫した流れだ。ただし、高市首相に関してこの現象がより顕著に表れるのは、首相の個人的なスタイルとも関係がある。聞く能力を強調した岸田元首相や議論と討論を重視する石破前首相は曖昧な発言をすることが多かったが、高市首相が「強い日本」のように強く率直な言葉を使った点も若者層に新鮮に映った側面があるとの分析もある。

 歴代の首相のほとんどが有力な政治一家出身の男性であるのに比べ、自力でのし上がった初の女性首相であることも影響した。軍事力の強化や対中国の強硬対応などにより、「保守を代表する決断型リーダー」というイメージを印象付けたこともプラスに働いた。

 政治学者の牧原出東京大学教授は朝日新聞のインタビューで「高市首相が持つ『挑戦者』としての側面」があるとし、「現在の日本で閉塞(へいそく)感を感じている若年層や女性から、自分ではなかなか思うようにならない環境で頑張る姿への共感を得たのではないか」と語った。

 「一強体制」を構築した高市首相はこれから保守色の強い政策を強く押し進めるものとみられる。小泉進次郎防衛相は10日、日本の軍事力強化の根拠となる「安全保障関連3文書の(年内)の改正」について、「(今回の選挙で)国民の信任をいただいた」とし、「スピード感を持って取り組む」と述べた。

 首相就任から半年も経っておらず、まだ大きな実績がない高市首相の人気が続くかどうかは保証できない。「イメージ政治」で築いた人気が、より強烈な物語を持つ別の政治家の登場によって崩れる可能性があるという指摘もある。

2026/02/11 19:20
https://japan.hani.co.kr/arti/international/55431.html

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