最後の独島(ドクト、日本名・竹島)住民キム・シンヨルさんが死去し、独島は常駐住民がいない島になった。
10日、慶尚北道鬱陵郡(ウルルングン)によると、キム・ソンドさんが2018年10月21日に死去した後、唯一の住民だった夫人のキム・シンヨルさんが2日に88歳の年齢で亡くなった。
キム・シンヨルさんは「独島番」として有名な独島里長キム・ソンドさんと1960年代後半から独島で漁業をしながら島を守った。各種選挙では独島で投票をし、大韓民国が独島を実効支配していることを示した。
夫が死去した後、唯一の独島住民として登録されていたキム・シンヨルさんは2019年と2020年に数十日間、独島に滞在した。しかし2020年9月、台風で独島住民の宿舎に被害が発生し、実質的に独島を離れた。
住民の宿舎は2021年に復旧したが、キム・シンヨルさんは体が不自由なため娘の家などで過ごし、最近、老患で死去した。最後の住民を失った独島は住所を置く住民がいない島になった。
独島警備隊と鬱陵郡、独島管理事務所の職員が独島に留まっているが、住所は置いていない。
その間、キム・シンヨルさんの娘と婿が独島に住所を移すために訴訟を起こしたが棄却され、転入届の申請も返還された。
鬱陵郡は独島住民の空白に関連し、いかなる方向で処理するのかをめぐり悩んでいる。
鬱陵郡の関係者は「キム・シンヨルさんが死去してまだ間もないだけに、遺族の立場なども考慮し、今すぐ措置を取る状況ではない」とし「今後、慶尚北道と協議して方向を決める」と話した。
2026/03/11 09:26
https://japanese.joins.com/JArticle/345961