日本イージス艦に「トマホーク」装着…新たな中日葛藤の火種となるか

投稿者: | 2026年3月30日

日本が海上自衛隊の護衛艦に米国製長距離巡航ミサイル「トマホーク」の装着に乗り出し、中日関係における新たな葛藤要素になるのではないかとの見通しが出された。韓半島(朝鮮半島)はもちろん、中国内陸地域まで射程圏に入れることができるトマホークの実戦配備が今年9月に迫り、中国の警戒感が高まっている。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は軍事評論家など専門家の発言を引用し、トマホーク巡航ミサイルの配備は日本の防衛戦略の根本的な調整を意味するとし、「中国に高い警戒態勢を維持させることになるだろう」と伝えた。昨年、高市早苗首相の台湾有事の際の軍事介入示唆発言で中日関係が悪化した中、日本が防衛力強化に乗り出したことで、中国との緊張が一層高まる可能性があるという意味に解釈される。

 これに先立ち共同通信は、海上自衛隊のイージス護衛艦「ちょうかい」がトマホーク巡航ミサイルを発射できるよう改修作業を完了したと報じた。日本は2022年に国家安全保障戦略など安保3文書を改定し、反撃能力(敵基地攻撃能力)を明記したが、そのための手段としてトマホークミサイルの購入と自国製ミサイルの改良を推進し始めた。今回の「ちょうかい」の改修作業は反撃能力確保のための作業の一環で、日本は米国カリフォルニア州サンディエゴの米海軍基地で改修作業を進めてきた。

26日、現地で護衛艦の改修完了式が開かれたのに続き、日本は8月までにトマホークの試験発射を現地で実施する予定だ。日本の護衛艦が実弾を使用した試験発射を行うのは今回が初めてとなる。護衛艦に装着されるトマホークは射程が1600キロ以上に達する。護衛艦が九州海域で活動することになれば中国内陸地方も射程圏内に収めることになる。

トマホークの試験発射を終えた護衛艦は9月中旬ごろに日本に戻り配備されるという。日本は最大400発に達するトマホークを導入する予定で、海上自衛隊が保有するイージス艦8隻にトマホークが順次搭載される見通しだ。

日本のイージス艦へのトマホーク搭載について中国は公式な立場を出していないが、SCMPは最近の海上自衛隊の組織改編などについて、中国が自国との潜在的な衝突に備えた措置として受け止めていると伝えた。日本は最近、中国を念頭に置いて防衛範囲を日本本土から太平洋地域に拡大する「太平洋防衛構想室」を新設することにした。海上自衛隊に護衛艦隊と機雷処理部隊を統括する「水上艦隊」を設置し、航空自衛隊も名称を「航空宇宙自衛隊」に変えていくなど、組織改編を急いでいる。

最近では熊本の陸上自衛隊駐屯地に長距離地対艦ミサイルの搬入作業を開始し、最東端にある南鳥島にも6月に長距離ミサイルの配備に乗り出す予定だ。軍事評論家で中国人民解放軍出身の魏剛氏はSCMPに対し、日本の軍事力増強が地域内に「危険な信号」を送っているとし、台湾海峡と東シナ海での衝突の危険を高めていると懸念を示した。

2026/03/30 14:18
https://japanese.joins.com/JArticle/346899

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)