旧日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」を取り囲むように設置されていた警察のバリケードが約6年ぶりに全面撤去された。バリケードが撤去された後、少女像の頭の上には平和を象徴する紫色の花輪がかぶせられた。
市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は6日、ソウル市鍾路区の旧駐韓日本大使館前で開催された「第1751回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」で、少女像のバリケード撤去式を行った。
正義連のハン・ギョンヒ新理事長は「平和の少女像が5年11カ月ぶりに市民の元へ戻ってきた」「長い間誰も近づくことができず、空いている椅子にも座れなかったが、市民は諦めなかった」と述べた。
そして、「2019年から歴史否定勢力が少女像の撤去を主張し、嫌悪とウソを繰り返してきた結果、少女像は2020年6月に保護という名の下にバリケードに閉じ込められた」「市民の努力により虚偽事実の流布を罰する法律が改正され、歴史否定勢力の代表的人物が逮捕されたことで、今日バリケードが撤去されることになった」と強調した。
正義連は2020年6月、慰安婦の強制性を否定する強硬な保守系団体のデモが相次いだのを受け、少女像の保護を理由にバリケード設置を要請していた。だが、慰安婦反対デモを主導してきた「慰安婦法廃止国民行動」の金柄憲(キム・ビョンホン)代表が今年3月に死者名誉毀損(きそん)などの容疑で逮捕され、撤去議論が本格化した。
バリケードが撤去された少女像は6日午後から二日間にわたる修復作業に入る。少女像を制作・設置した彫刻家のキム・ウンソン氏は同日、少女像を入念にチェックした後、「全体的にこすったような傷があるため、きれいに修復するつもりだ」「バリケードに閉じ込められてから6年を経ての修復だ」と説明した。
少女像は正義連が所有しており、ソウル市鍾路区の第1号公共造形物に指定されているため、同区庁が管理している。
キム・ジョンウン記者
2026/05/07 08:40
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