チェコ戦を逆転勝利に導いた韓国代表の洪監督「ハーフスペース-オーバーロード戦術が適中」(1)

投稿者: | 2026年6月13日

サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が指揮官として臨んだワールドカップ(W杯)の舞台で感激の初勝利をつかんだ。選手時代に4強神話(2002年)の主人公として注目を集めたが、12年前に指導者として初めて臨んだ本大会では洗礼を浴びただけに価値ある勝利だった。

洪監督が率いる韓国代表は12日、メキシコ・グアダラハラで行われた北中米W杯A組本大会1次リーグ第1戦で欧州の伏兵チェコに2-1で逆転勝ちした。後半13分、ラディスラフ・クレイチ(ウルバーハンプトン)に先制点を許したが、後半22分に黄仁範(ファン・インボム、フェイエノールト)が、35分に呉賢揆(オ・ヒョンギュ、ベシクタシュ)がゴールを決めて試合をひっくり返した。呉賢揆の逆転決勝ゴールをアシストした黄仁範は1得点1アシストで勝利に寄与した。

 韓国がW杯本大会の初戦で勝利したのは、史上初の海外大会で16強入りした2010年南アフリカ大会のギリシャ戦以来16年ぶりだ。4強神話を築いた2002年韓日大会を含め、これまで韓国が初戦で勝利した大会ではすべて16強以上の成果を出している。

チェコ戦の後、公式記者会見に出席した洪監督は高揚した表情の中でも冷静さを維持した。「両チームの選手ともに初戦なので緊張感が漂っていたが、我々の選手たちは準備したことを徹底的に守った」とし「試合前に選手たちに『最後まであきらめてはいけない』『出場するかどうかにかかわらずみんなが一つになろう』と注文したが、選手たちは2つとも完璧に従ってくれた」とし、選手たちを称えた。

逆転勝利の裏には、洪監督の戦術的なディテールがあった。前半23分ごろに迎えた最初のハイドレーションブレイク(給水タイム)の間、洪監督は李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、薛永佑(ソル・ヨンウ、ズヴェズダ)ら右サイドのラインに細かい指示を出し、試合の流れを変えた。洪監督は「ビルドアップの過程で李康仁にハーフスペース(中央とサイドの間の空間)にポジションを取り、その空間を支配してほしいと注文した」とし「その状況が一段落したら、反対側に移動して『オーバーロード(特定のエリアに選手を密集させる戦術)』を形成し、自由にプレーするよう伝えた」と話した。続いて「李康仁の動きに相手のディフェンダーが出てくれば、その過程で生じた背後のスペースに薛永佑が飛び込むというのが、我々の準備したパターンだった」とし「ピッチの中でうまく実行された」と満足感を示した。

2026/06/13 10:08
https://japanese.joins.com/JArticle/350473

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