「人かと思ったのに…」江原道の沖合を泳いだ「黒い生物」の正体=韓国

投稿者: | 2024年6月3日

江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)の沖合で、国際的な絶滅危惧種であるオットセイが発見された。

3日、聯合ニュースによると、前日午後2時40分ごろ、江陵市江東面(カンドンミョン)の正東津(チョンドンジン)海水浴場の沖合で、オットセイ1匹が泳ぐ場面がある市民のカメラに写った。

 動画を撮影した市民は「休みながら海を眺めていたが、何かが通り過ぎた。人かと思ったが、よく見るとオットセイだった」として「海水浴場の砂浜から遠くない水辺でオットセイが上がったり下がったりしながら泳ぐ姿を10分間目撃した」と説明した。

国立生態院によると、オットセイは環境部指定の絶滅危惧野生生物2級哺乳類であり、国際的な絶滅危惧種だ。海洋水産部の海洋保護生物にも指定されている。

かつては東海岸でよく出没したが、過度な魚類の乱獲で餌資源が減り、環境変化によって生存が難しくなり、現在は冬に東海(トンへ、日本名・日本海)を経て南海(ナムへ)と西海(ソヘ)南部でたまに見ることができる。

昨年3月にも江陵の沖合で体長2メートルほどのオットセイが目撃されたことがある。

2024/06/03 11:08
https://japanese.joins.com/JArticle/319441

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