洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いるサッカー韓国代表が19日午前10時(日本時間)、グアダラハラで開催国メキシコを相手に北中米ワールドカップ(W杯)1次リーグ第2戦を行う。初戦で勝利した両チームの対戦は事実上のA組1位決定戦となる見通しだ。
◆DFモンテスの代わりアルバレス
メキシコは守備ラインの変更が避けられない。南アフリカ戦の終盤、守備の中心選手、CBセサル・モンテスが不要なファウルをしてレッドカードを受け、退場処分となった。守備の主軸を欠いた状態で韓国戦に臨むことになった。メディオティエンポなど現地メディアによると、メキシコ代表のハビエル・アギーレ監督はエドソン・アルバレスをモンテスの代わりに投入すると予想される。
今大会で主将を務めるアルバレスはセンチュリークラブ(国際Aマッチ100試合以上出場)に加入している百戦錬磨のベテランだ。中央を守る守備的MFが本職だが、CBもこなせるマルチプレーヤーだ。タックルやインターセプト、パスコースを遮断するポジショニングに優れ、チームの守備の安定感を大きく高める選手だ。積極的でタフな守備スタイルのためファウルが多く、イエローカードもよく受ける。アルバレスは韓国戦で左利きのDFヨハン・バスケスと並んでCBとして息を合わせるとみられる。
オランダリーグのアヤックスやプレミアリーグのウェストハムを経て、昨季からはトルコリーグのフェネルバフチェにレンタル移籍して活躍した。
◆フリアン・キニョネスのサイド攻撃を警戒
左サイドのFWキニョネスはラウル・ヒメネスとともに韓国の守備が最も警戒するべき選手だ。南アフリカとの1次リーグ初戦でゴールを決めて今大会第1号ゴールの主人公となり、試合のMVPに選ばれた。
2024年にサウジアラビアリーグのアル・カーディシーヤに加入し、W杯の前に閉幕した2025・26シーズンでは31試合で33得点をマークし、クリスティアーノ・ロナウド(28得点)を抑えて得点王に輝いた。
爆発的なスピードと跳躍力を誇る「突撃型FW」で、カウンターで背後のスペースに飛び出して守備ラインを崩す。身長は178センチと大柄ではないが、重心が低くディフェンダーとのボディコンタクトにも強い。
コロンビアのユース代表まで経験したが、メキシコリーグでキャリアを積み、2023年10月に正式に帰化した。
◆開催国の熱狂的応援などホームアドバンテージ
開催国の利点は確かに存在する。2002年の韓日W杯では韓国もホームアドバンテージを背に4強まで進出した。
韓国はチェコ代表との試合で高地順応の成果を見せた。しかしメキシコ戦ではそれを期待するのが難しい。高地はメキシコの選手にとって慣れ親しんだ環境だからだ。メキシコ戦は前回のチェコ戦と同じグアダラハラ競技場で行われる。海抜高度は1571メートルだ。メキシコは2200メートルを超えるメキシコシティをベースキャンプとしてトレーニングを重ねてきた。
審判の判定がメキシコにやや有利に出る可能性もある。韓国代表はこうした状況にも対応しなければいけない。開幕戦で南アフリカは2人の選手が退場となった。
メキシコのサポーターの一方的な応援にも打ち勝つ必要がある。メキシコ戦が行われるグアダラハラ地域を管轄するメキシコ・ハリスコ州政府は州全体に試合当日休校令を出した。
2026/06/18 15:47
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