北中米ワールドカップ(W杯)のメキシコ戦を2日後に控え、サッカー韓国代表チームの非公開練習場に正体不明のドローンが出現する騒ぎがあった中、共同開催国の米国もW杯競技場周辺のドローンに頭を悩ませている。
18日(日本時間)の政治専門メディア「ポリティコ」によると、米国土安全保障省(DHS)は北中米W杯が開幕した11日から16日まで、米国内のW杯開催都市11カ所のうち8カ所の競技場周辺の飛行禁止区域で計145件のドローン無断侵入事例を摘発した。
DHSは地元警察と協力して55機のドローンを無力化または墜落させ、39機を押収した。特にアトランタ競技場の周辺だけで36件の侵入事例が確認された。このうち20件は無力化措置が取られ、11件は押収されたことが把握された。
ロサンゼルス、マイアミ、ニュージャージーの3都市のスタジアムは今回の集計からは除外されたが、連邦捜査局(FBI)はこれら3カ所のスタジアム周辺でもドローンの活動が把握されたと明らかにした。
W杯スタジアム周辺に現れたドローンが試合妨害目的の装置や爆発物を搭載していたかどうかは確認されていない。
これに先立ち洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いる韓国代表は、米国、カナダと共に今大会を共同開催するメキシコでドローンを目撃した。
韓国代表は19日、メキシコとの1次リーグA組第2戦を控え、17日にメキシコのグアダラハラ近郊サポパンのチバス・バジェ・ベルデ練習場で約1時間半ほど非公開練習を行った。
大韓サッカー協会によると、練習を開始して準備運動をしているところ、練習場の上空に不法ドローンが現れたのを代表チームのセキュリティ要員が発見した。
すぐに現場のベースキャンプに配置されていたメキシコ軍のドローン遮断要員が電波を放射し、近辺にこのドローンを墜落させた。
墜落したドローンを確保するため代表チームの安全担当官と現地警察、軍の兵力が墜落地点へと迅速に移動したが、到着する前に操縦者と推定される外国人の男性2人がすでにドローンを回収して逃走していた。2人の国籍や身元、ドローンを飛ばした目的などはまだ確認されていない。
代表チームに派遣された国際サッカー連盟(FIFA)の安全要員はメキシコ警察に捜査を依頼し、現地警察が捜査に着手した。
2026/06/18 14:08
https://japanese.joins.com/JArticle/350759