イランと米国・イスラエルの武力衝突が12日目に入る中、ホルムズ海峡付近で商船4隻が相次いで攻撃を受け、緊張が極度に高まっている。
11日(現地時間)、英国海事貿易機関(UKMTO)と外信によると、この日だけでタイ・日本・マーシャル諸島籍の貨物船が正体不明の発射物による攻撃を受けた。先月28日の開戦以降、この海域で攻撃を受けた船舶は少なくとも15隻に増えた。
イラン革命防衛隊(IRGC)は声明で、イスラエル企業が所有するリベリア船籍の貨物船「エクスプレス・ローム号」を同日午前に攻撃して航行を停止させたとし、「革命防衛隊海軍の警告を無視して航行していた」と明らかにした。
最も大きな被害を受けた船は、タイのばら積み貨物船「マユリー・ナリー号」だ。オマーン北方の海上で攻撃を受けたこの船では火災が発生し、乗組員23人のうち20人が脱出するという緊迫した状況となった。タイ海軍は火災は鎮火しており、人的被害はないと明らかにした。
日本の海運会社である商船三井所属のコンテナ船「ワン・マジェスティ号」もアラブ首長国連邦(UAE)付近で攻撃を受け、船体後部に穴が開く損傷を受けた。
また、マーシャル諸島籍のばら積み貨物船「スター・ギネス号」もドバイ北西の海上で船体の一部が損傷する被害を受けた。両船とも乗組員は無事だと伝えられている。
イラン革命防衛隊(IRGC)は、米国とイスラエルの空爆が続く場合、中東から1リットルの石油も搬出させないとして、ホルムズ海峡封鎖を公言してきた。
イラン軍を統合指揮する中央軍司令部カタム・アル・アンビヤはこの日、国営テレビを通じた声明で「米国とイスラエル、そしてその同盟国に所属する、またはこれらの国の石油貨物を積んだいかなる船舶も正当な標的となる」と警告した。
さらに「原油価格は、不安定化した地域の安全保障次第だ。1バレル200ドルを覚悟せよ」と述べた。
2026/03/12 07:29
https://japanese.joins.com/JArticle/346015