中国メディア、米国の軍艦派遣要請に「戦争起こしながら危険転嫁」

投稿者: | 2026年3月16日

中国国営メディアがホルムズ海峡航路保護を名分に軍艦派遣を要請したトランプ米大統領に「中東戦争の原因を提供しながら本質を歪曲している」と批判した。

中国共産党機関紙人民日報系列の英字紙グローバルタイムズは15日、専門家の評価を引用しながら「米国がより多くの国を紛争に引き込むのは問題の本質を歪曲するもの」としながらこのように明らかにした。

 上海外国語大学中東研究所の劉忠民教授は同紙に「米国はホルムズ海峡が全世界の輸送路だから国際社会全体がその安全保障に対する責任を負わなければならないと主張するが、現在の緊張の根本原因は米国とイスラエルがイランを対象に敢行した軍事攻撃にある」とし、米国が状況を悪化させようとしていると主張した。

同紙は同日の社説でも「さまざまな国の軍艦で海峡をあふれさせるのは安全保障確保ではなくむしろ紛争の火種を作るだけ。1隻でも攻撃を受ければその余波はだれにもコントロールできないほど早く拡散しかねない」と指摘した。

続き「これ(軍艦派遣要求)は海峡の開放と安全維持に向けた国際協力というよりは、緻密に計画された危険転嫁。ホルムズ海峡の安全保障はどれだけ多くの海軍がパトロールするかにかかっているのではなく、銃声が止まるかどうかにかかっている」と強調した。

同紙はまた、「米国はだれが軍艦を送るのかを尋ねており、中国はどのように戦争を止めるのかを尋ねている」として中国は軍事的な衝突拡大より外交的解決への転換を促しているとした。

中華圏メディアでは現在までトランプ大統領の要求に対する直接的な回答を出していない中国が軍艦を派遣する可能性は小さいという専門家らの分析を伝えた。

中国の軍事評論家、宋忠平氏はシンガポールの聯合早報とのインタビューで「タンカー護衛のために軍事力を配備したりイランの軍隊と衝突するのは(中国の)政治的要求に合致しない。日本、韓国、一部欧州諸国、特に米国の同盟国はそうするかもしれないが、中国はそうでないだろう」と話した。

トランプ大統領は14日、中国など主要国に言及しながらホルムズ海峡の船舶護衛に向けた軍艦派遣を要請したのに続き、翌15日には英フィナンシャル・タイムズとの電話インタビューで今月末に予定された訪中日程と米中首脳会談延期の可能性にまで触れ中国の協力を圧迫した。

2026/03/16 16:55
https://japanese.joins.com/JArticle/346221

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