国際水路機関(IHO)は先日の総会で、海の名称を地名ではなく固有の識別番号で表記するデジタル標準を正式に採択した。
韓国海洋水産部(省に相当)などが25日に明らかにした。それによると4月19日から23日までモロッコで開催された第4回IHO総会で新たなデジタルデータセットS-130が完成し、正式に採択された。IHOは船舶の航行に必要な海図や海洋情報の標準開発と管理を担当する政府間の国際機関だ。
S-130は海域を地名ではなく固有番号で表記するデジタル方式の新たな標準海図集だ。電子航海と地理情報システムの活用に合わせ、名称ではなく数字による識別システムを導入したことが特徴だ。
これに伴い今後IHOシステムでは全ての海が固有の識別番号で管理され、番号は各海域の中心点の緯度と経度を組み合わせて付与される。
IHOは標準海図集のS-23初版を日帝強占期の1929年に発行し、東海を「日本海(Sea of Japan)」と単独表記した。これに対して韓国政府は1997年から東海と日本海の併記を求める外交戦を展開してきた。
日本海単独表記の東海併記への変更はかなわなかったが、今後導入されるデジタル標準では海の名称そのものが使用されないことに意味がある。
韓国外交部(省に相当)の趙顕(チョ・ヒョン)長官はS-130データセットの採択について「これまでの多角的な外交努力の成果という点に意味がある」とコメントした。
キム・ミョンイル記者
2026/04/27 09:20
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